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06【資料3-2】ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会の報告書 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24678.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第27回 3/23)《厚生労働省》
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(聞き取り調査における調査項目)
① 予防接種の実施医療機関の登録・管理方法
・契約方法
・定期予防接種の実施医療機関の登録・管理に使用しているコード等
・登録医療機関の情報更新頻度
② 医療機関別の接種実績の把握方法
・医療機関からの報告手順、報告頻度
③ 自治体での予防接種台帳への入力方法
・予防接種台帳の電子化状況、電子化内容
・データ入力頻度
④ その他自治体での取組み等
・アプリ導入や電子での請求受付等のさらなる電子化の取組み
・現時点での接種実績把握や請求受付に関する課題等

(5) 民間データ提供事業者が保有している流通情報
民間データ提供事業者(エンサイス株式会社(以下「エンサイス社」という。


IQVIA ソリューションズジャパン株式会社(以下「IQVIA 社」という。)等)は、マス
タ管理やデータ統合のノウハウに基づき、ワクチンを含む医薬品の納入実績(商品
別・規格別の数量、納入日)に関するデータを卸売販売業者から収集し、統合データ
ベースを作成した上で、製造販売業者やアカデミア等の求めに応じて、データを提供
している。
ワクチンの流通情報のモニタリングでは、ある程度の正確性を担保しつつ迅速性を
重視することが必要であるが、エンサイス社、IQVIA 社等の民間データ提供事業者は
卸売販売業者から全国におけるワクチン流通に関するデータを日次で入手・更新して
いる。これらのデータを入手することでワクチン流通に関するデータを迅速に把握す
ることが可能である。また、卸売販売業者から提供されるデータは全取引の 9 割以上
の取引をカバーしており、正確性も確保されている。
両社が保有しているワクチンの流通情報の概要は図表 3-4 の通りである。

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