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06【資料3-2】ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会の報告書 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24678.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第27回 3/23)《厚生労働省》
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第5章

まとめ

本検討会では、ワクチンの流通情報の基盤整備について議論を行ったところであ
り、今後は、本議論の結果を踏まえて、ワクチンの流通情報のモニタリングが早期に
実現されるとともに、実現された後も、モニタリングに用いられるデータの提供元等
について必要な見直しが継続的に行われることを期待する。また、補助的なデータの
提供等も含め、ワクチン流通関係者からの積極的な協力にも期待したい。更に、現時
点では民間データ提供事業者の数は少ないところ、将来的には、民間データ提供事業
者の増加や使用可能なデータの一層の充実等、より良いモニタリングデータの創出等
が可能な環境となることを望む。
なお、第 4 章 4.3 のとおり、競争制限的な効果を持たない限り、原則として独占禁
止法に抵触することはない。
本来であれば、ワクチンの偏在や不足を生じさせないことが理想であるが、予期せ
ぬトラブル等により、ワクチンの偏在や不足の問題は常に生じ得る。このような問題
が不幸にも生じてしまった場合には、モニタリングを活用した効果的な対策を一致団
結して速やかに講じることが規制当局とともにワクチン流通関係者の責務である。

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