図表 3-4

民間データ提供事業者が保有している流通情報の概要

項目

概要

入手可能性

•

入手を希望する者は有償にて必要なデータを購入可能。

迅速性

•

データが発生してからデータを入手するまで短時間（1 ヶ月
以内でタイムラグが少ない）

正確性

•

全取引の 95%以上を捕捉しており、高い正確性。
（製造販売
業者からの直接納品分、ワクチン専業の流通事業者取扱い分
等の一部データは含まれない）

網羅性

•

返品数量についても把握可能。

•

全ての医薬品（全ての定期接種ワクチンを含む）について全
国の卸売販売業者から医療機関への納入データを収集。

容易性

•

電子的にデータを提供しているため集計・加工が容易。

統合性

•

複数の卸売販売業者から提供を受けたデータの統合を実施。

その他5

【データの最小粒度】
•

市町村レベル（市町村内に設定したエリア別でも集計可能）

•

医療機関別のデータも保有しているものの、医療機関の規模
によっては医師の個人情報につながる可能性があるため提供
不可

【データの更新頻度】
•

データの更新自体は日次で実施しており、データのクリーニ
ング、統合等の作業等を経て、通常は週次又は月次でとりま
とめた上で外部へ提供

【データの収集期間】
•

データの粒度によって異なるが、1 年～数年の情報がデータ
クリーニングされた状態（すぐに利用できる状態）で保存

•

週次データの場合、少なくとも過去 1 年程度のデータが利用
可能（それ以前のデータもアーカイブされているため、必要
に応じて抽出することは可能）

【集計単位】
•

複数の包装規格が存在するワクチンの場合、一定の基準で換
算して集計可能（例；1.0mL と 0.5mL の規格が存在する場
合、1.0mL=2 本/0.5mL=1 本として換算）

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各社の運営方針より異なる

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