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【資料1】 中間とりまとめ案 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39948.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム(第4回 4/25)《厚生労働省》
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● 4.ヘルスケア主要分野ごとの問題意識と中間提言

タスクフォース:総論
ヒアリング等で得られた声
• 我が国は、超高齢化など世界に先んじて問題解決に挑むパイオニ
ア的市場であるとともに、研究開発でのヘルスケア分野への多額
の投資がなされ、また医療・介護の高品質かつ広範なデータが集
積され、SUにとって大きなポテンシャルが存在する
• しかし、ヘルスケアSUの数は限定的で成功例が乏しく、その背景と
して、「挑戦や成長を阻む様々な課題」、そして「SU育成策の不
足」が指摘されている
• 米国の創薬等の分野では、有望な研究・シーズを対象にVC等が
製品等の可能性を探索・評価し、事業計画や会社設立、人材
確保を主導するベンチャークリエイションと呼ばれる手法も急速に
広がっている
• また、 「国内に閉じていて海外との壁がある」、「海外のエコシステ
ムに大きく劣る」、「事業インフラが遅れている」など、米国をはじめ
海外のエコシステムとのギャップが指摘されている

課題 ・ 機会の認識
• SUは厚労省など規制側とのつながりが弱く、孤軍奮闘になりがち
であり、門戸を開いて声を聞くことが大切
• SU側への継続的な支援強化が求められ、厚労省はじめ関係組
織がSU支援で連携すれば効果が高まる
• 開発早期からの段階的なサポートにより、革新的あるいは着手が
難しいテーマへの挑戦を加速可能
• 海外から見える・つながる言語インフラが必要であり、海外のエコシ
ステム、まずその中核たるVC等とつながり、エコシステムのレベル
アップに取り組むことが望まれる
• 他国と比較して、各施設での治験実施状況のモニタリング等が非
効率かつ倫理審査に時間を要する等、治験が高コストかつ時間が
かかっている

• 既存のSU支援について、「単年度予算ゆえ空白期間がある」、
「保健等の要望を伝える窓口がわからない」など、体制の整備と
施策の拡充を求める声が多い
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