よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


議事要旨 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39968.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第84回 5/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(別紙 17)

(1)②、⑧ 新型コロナウイルス感染症流行時には臨床情報の共
有が十分に進まなかったように思う。特に国の管理下に置かれたワ
クチン・治療薬の使用状況やその効果、副反応に関する情報の入手が
難しく、これが行政・アカデミアから臨床情報を発信していく上での
障壁になったように思う。現在、国からは匿名感染症関連情報の第三
者提供に関する案内が出されているが、これが初動期から適切に活
用できるように検討して頂きたい。
(2)② DX のための情報入力は患者本人、家族、施設、医療機
関、保健所など様々な立場から行われ得る。その際の項目(それぞれ
の立場を考慮)、個人情報の取り扱いの適切な運用も含め、細かな検
討が必要だと思われる。
(3)③ サーベーランスには現在、多くの自治体で試行されている
下水サーベーランスをさらに多くの自治体で積極的に採り入れては
どうだろうか。検体の保管、サーベーランス方法もできるだけそろえ
ることが望ましい。
(4)④ 初動期のリスクコミュニケーションが定期的に政策担当
者から行われることが、望ましいと思われる。また、スポークスマン
も科学を含む広い見識を持ち、国民が理解しやすい情報発信ができ
る人材を国として養成してほしい。
(書き込む内容ではないかもしれ
ないが検討して頂きたい)
(5)⑤ 特に初動期には入国前の飛行機・船の中などにおいて、
わかりやすいビデオメッセージを出すことが望ましいと思う。多言
語対応も必要である。

20