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議事要旨 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39968.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第84回 5/7)《厚生労働省》
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(別紙3)

1.「新興感染症等は未知の部分も多く、必ずしも十分な科学的知
見が発生当初から得られるとは限らず、一定の不確実性を伴うもの
である。対策を進める中で徐々にその性状等が明らかになってくる
等暫定的な仮説を検証しながら対策を講じていかざるを得ない、
「作
業中の科学」としての側面を有していることに留意する必要がある。」
との記載がある。新興感染症対策を成功させるには、国民の方々の御
協力が必要である。そのためにも国民の皆様に、対策がどのような過
程で決まっていくのかを丁寧にお伝えしていく必要がある。特に、病
気の情報が少ない場合には限られた情報を用いて判断をせざるを得
ないことを、是非伝えて頂きたい。
2.
「プル型研究開発支援については、国際的な動向を踏まえつつ、
我が国における公衆衛生上の買い上げや備蓄の必要性や海外におけ
るニーズ等も総合的に検討し、その適切な在り方について検討を進
め、結論を得る。(厚生労働省)」との記載がある。感染症の開発に
関わる企業は減っている。研究者も急速に減少している。原因は感染
症薬の開発が市場性に乏しいからである。このような場合、国がイン
センティブで研究開発を活性化する必要がある。これに対して企業
やアカデミアが長期的な計画をもって対応が出来るよう、複数年執
行が可能な基金を設置していただきたい。これは国民をまもる診断
薬・治療薬・ワクチンを生み出すために必要である。

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