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【資料1-2】新しい「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」における各分野の取組(案) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39968.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第84回 5/7)《厚生労働省》
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⑦ワクチン
政府行動計画のポイント
• 「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づき、重点感染症を対象としたワクチンの研究開発を平時から推進し、研究開発の基盤を強化。有事には、平時か
ら構築された研究開発体制に基づき、大学等研究機関や製薬関連企業における研究開発を推進・支援する。
• 平時から予防接種事務のデジタル化や接種の具体的な実施方法の検討等、着実に準備を進める。有事において速やかに有効なワクチンを開発・製造・確保し、
必要量を各接種場所に迅速に供給の上、円滑な接種を実施する。
• ワクチンに関し、科学的根拠に基づく正しい情報の提供を通じ、国民の理解を促進する。
準備期

初動期

対応期



「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づきワクチンの研

究開発、確保、供給、接種体制の構築に必要な準備を進める。

国内外の機関と連携し、病原体及びゲノム配列データの
情報を早期に入手し、研究開発を推進する。



流行株の変異状況や副反応等の情報に注意しながら、確
保したワクチンの接種を迅速に進める



ワクチンに関する情報提供やDX、国際連携の取組を推進する。 •

ワクチンの生産や流通、接種に必要な体制について整備
を行う。



予防接種やワクチンへの理解を深めるための啓発を行う
とともに、ワクチン接種に関連するリスコミを行う

①研究開発
・「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づき、研究開発・
生産・供給体制の構築のために必要となる施策を実施
・大規模臨床試験の実施を支援するための体制・環境を整備
・プッシュ型及びプル型研究開発支援を推進
②ワクチン確保
・プレパンデミックワクチンの備蓄及びパンデミックワクチン
の開発、製造に必要な体制や資材等の確保
③接種体制の構築
・接種会場や接種に携わる医療従事者の確保、接種の優先順位
の考え方等について整理
・特定接種や住民接種の体制の整備を進める。

①研究開発
・国内外の機関と連携し、病原体及びゲノム配列データ等
の情報を早期に入手し、研究開発を行う関係機関に対し、
分与・提供
・パンデミックワクチンの研究開発支援として、優先的な
相談対応、承認審査の実施、大規模臨床試験費用等を検討
・産学官の研究開発関係者と情報共有し、相互連携を支援
・治験が円滑に行えるよう医療機関やアカデミアとの連携
を支援

③接種の実施
・構築した接種体制に基づき接種を進める。
・流行株の変異に留意し、追加接種の必要も含め継続的な
接種体制の整備に努める

②ワクチン等の確保

④副反応疑い報告等
・予防接種データベースを活用し、副反応疑い報告で得ら
れる情報や最新の科学的知見について収集し、国民への適
切な情報提供を実施

・プレパンデミックワクチンの有効性の検証
・パンデミックワクチンの国内における開発・生産を要請
するとともに、国際的な状況にも配慮し海外ワクチンの確
保についても必要な対応を進める

⑤DXの推進
・予防接種事務のデジタル化を進め、迅速かつ正確な接種記録
等の管理が行えるよう基盤を整備

③接種体制
・発生した新型インフルエンザ等の病原性などの特性やそ
の際の医療提供・国民生活・国民経済の状況を踏まえた接
種の優先順位や接種体制の整備。また、大規模接種会場の
設置や職域接種等の実施の要否について検討。

・ワクチンの研究開発のための国際的な枠組みに参画

②ワクチンや接種に必要な資材の供給
・ワクチンや注射針、シリンジ等の資材が円滑に流通され
るよう支援

・開発されたワクチンについて、速やかに接種に移行でき
るよう薬事審査・承認のプロセスについて検討

④情報提供
・ワクチンに関する基本的な知識についてホームページ、SNS
等を通じて情報提供を行い、国民の理解を促進

⑥国際連携

①研究開発
・流行株の変異に留意しながら産学官が連携して研究開発
を推進

⑤情報提供
・予防接種やワクチンへの理解を深めるための啓発を行う
とともに、ワクチン接種に関連する情報の提供を行う。
・国民が正しい情報に基づいて接種の判断が行えるよう、
科学的に正確でない受け取られ方がなされ得る情報への対
応を行う。

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