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資料1_今後の医学教育の在り方に関する検討会 第二次中間取りまとめ案 (17 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00013.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(第10回 5/17)《文部科学省》
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まらず、歴史的に、実態上は高度で専門的な診療も担ってきた。こうした高度で専門
的な医療の提供等を担う医療機関としての側面については、平成5年から制度化され
た特定機能病院制度により、大学病院の多くが、医療法(昭和 23 年法律第 205 号)の
規定に基づき特定機能病院として厚生労働大臣の承認を得ている。このように、国の
制度上も、大学病院は教育、研究及び診療のいずれについても中核的機関として明確
に位置付けられており、我が国の医療の根幹をなしている。


かつてないほどの診療業務の増大や、働き方改革に取り組むこととなる中で、大学

医学部・大学病院がその役割や機能を今後も十分に果たし得るかどうかの岐路にある
との指摘もある。しかし、我が国が将来にわたって、世界でも有数の医療水準を維持
し続けていくためには、この困難な状況にあっても、本取りまとめに示してきたよう
な医学教育及び医学研究の更なる充実を目指した取組を、各大学・大学病院の実情に
も応じて進めていく20ことが重要であり、国においても、こうした各大学・大学病院
の取組を、我が国全体の医学教育及び医学研究の水準向上を期すべく、強力に後押し
していく必要がある。

20

「はじめに」でも触れた、各大学病院が策定する「改革プラン」において、本取りまとめの内容も
参考にしつつ、医学教育及び医学研究の充実に向けた取組を記載することも考えられる。

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