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資料6 提出資料5(吉川構成員) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40493.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第5回 5/31)《厚生労働省》
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拠点型訪問看護事業所の提案







•限られた資源のもと、あらゆる世代の多様なニーズに24時間体制で対応するためには、地域の中で連携
拠点となる訪問看護事業所を位置づけ、訪問看護事業所間の機能分化・連携を推進することが重要。
•連携拠点の役割を果たしている訪問看護事業所がもつ機能としては、下記2つの要素がある。
1)多世代・多機能に対応したサービス提供(特に医療ニーズの高い利用者への対応や専門的な対応、多職種連携)
2)地域の訪問看護事業所等の支援(連携拠点機能)

取り組み事例からの整理
【特徴】 ・看護職員数の多さ ・多職種連携 ・対応エリアは原則として二次医療圏(サテライト事業所、他の訪問看護事業所と
連携)
・24時間対応体制の構築(看護職員数が多いことで、夜間オンコール2人態勢など、負担軽減も可能)
*機能強化型1の訪問看護事業所で、看多機併設や、医療機関併設の機能強化型1である事例が多い。

多世代・多機能
に対応した
サービス提供

・地域全体の小児、精神、難病患者等に対応
・医療ニーズが高い利用者に対応
・専門的なケアが必要な利用者に対応(専門性の高い看護師の活用)
・行政からの委託を受け、小学校等での医療的ケア児に対応 ・他の訪問看護事業所の重度な利用者を、併設して
いる看護小規模多機能型居宅介護事業所で受け入れ
・小学校等への健康教育(出前講座) 等
⇒ 地域の訪問看護事業所等と、お互いの機能を補い合いながら、利用者の療養生活をより「点」から「面」に
近い形で支えている。
*行政から「教育ステーション」や「訪問看護総合支援センター」の委託を受けている事例もある。

地域の訪問看護
事業所等を支援

・認定看護師や特定行為研修修了者、リハビリ職が、地域の他の訪問看護事業所の職員を対象に、研修実施や相談
支援、同行訪問を実施
・他事業所と連携した夜間対応や、自然災害、感染症対応等を含めた地域全体の業務継続体制の確保
・病院とも連携した人材育成プログラムの構築や、看護学生、リハビリ、医学生の実習受け入れも実施
・二次医療圏単位で「教育ステーション」を設置し、他事業所に対し、地域特性を生かした研修実施や地域会議へ参画
・「訪問看護総合支援センター」として、行政とも連携しながら全「教育ステーション」の活動を広域的・総合的に支援 等
⇒ 地域全体での訪問看護の人材育成、質向上を支えている。
出典:令和元年度厚労省委託事業「訪問看護ステーションの拠点化に関する調査事業」
「先進事例から学ぶ訪問看護ステーションの拠点化 ‐多世代・多機能に対応したサービス提供と地域の訪問看護サービス等の連携拠点として‐」

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