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認知症施策推進基本計画(素案) (11 ページ)

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出典情報 認知症施策推進基本計画(素案) (7/10)《厚生労働省》
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IV 第1期基本計画中に達成すべき重点目標等

(重点目標の基本的な考え方)
〇 基本法が目指す共生社会の実現に向けては、 前文のとおり、 関係者が「新
しい認知症観」に立つこと、認知症の人や家族等とともに施策を立案、実施、
評価すること、国、 地方公共団体、 地域の関係者が連携して取り組むことが
重要である。さらに、 国においては、 認知症の人が新たな知見や技術を活用
し、生活の質を維持又は向上させる取組を行うことも重要であることから、
第 1 期計画期間中に重点的に取り組むべき目標を以下のとおり重点目標と
して設定する。
【重点目標1】
国民一人ひとりの認知症や認知症の人への理解が進んでいること
【重点目標2】
認知症の人の生活においてその意思等が尊重されていること
【重点目標3】
認知症の人・家族等が他の人々と支え合いながら地域で安心して暮ら
すことができること
【重点目標4】
国民が認知症に関する新たな知見や技術を活用できること

(関連指標の基本的な考え方)
〇 重点目標の達成に向けては、認知症施策の効果を評価するための関連指
標 (以下「KPI」という。) を設け、KPI に基づく評価を踏まえた認知症施策
の立案の見直しを行っていくことが重要である。
〇 KPI の設定にあたっては、 これまで認知症施策推進大綱に沿った認知症施
素の進捗について、個別施策・個別事業の実施状況等に関する指標を中心に
確認してきたが、基本法に基づき改めて認知症施策を位置付け直していく
という考え方を踏まえ、プロセス指標、アウトブット指標、アウトカム指標
という段階を設けた目標設定を新たに設定することとする。
〇 第1期基本計画においては、
( 1 ) 地方公共団体等における認知症施策の立案、 実施、評価におけるプロ
セス (認知症の人の参画状況、 分野横断的な関係者との取組状況等) 等
を把握するという観点【ブプロセス指標】
(2 ) 認知症施策に係る個別施策・事業の実施状況等を把握するという観点
【アウトブット指標】
(3 ) 認知症の人や家族等の当事者の認識、あるいは国民の認識を確認する
ことを通じて、 共生社会の実現状況を把握するという観点【アウトカム
指標

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