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病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41542.html
出典情報 「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」及び 「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について(7/22)《厚生労働省》
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(より具体的な対応策)
・ポリファーマシー対策の担当者が、他の多職種によるチームカンファレンスに積極的
に参加し連携を図る。
・電子カルテに会議の内容を記載し、多職種で情報共有して連携を図る。
・院内の既存の医療チーム活動の中にポリファーマシー対策の要素を含める。
⇒p.5「第1章2.(4)既にある仕組みやツールを活用する」を参照

・ポリファーマシー対策の相談窓口を見える化する。
・担当窓口となる医師や薬剤師を配置して情報を集約しつつ、業務が集中しないよう、
担当者のチーム内でコミュニケーションを取りながら進める。

(3) 「患者の服用薬の一元的把握ができない」
・お薬手帳の活用については、表5に挙げる課題と対応策のほか、各論編 p.8 に挙げる
お薬手帳の活用方法や留意点も考慮すべきである。また、電子版お薬手帳などにより
薬剤情報を電子的・一元的に管理する方法も活用しながら、患者の処方状況を正確に
把握する。

表5

お薬手帳がうまく活用されていない課題とその対応策や活用方法
課題
・持参しない

患者側

・1冊にまとめてい
ない

課題への対応策

活用方法

・日頃から患者教育 7 体調変化や一般用医薬品
を行う

等についても記載する

・啓発パンフレットの
配布・活用

医 師 ・ 患者がお薬手帳を持 入院時・外来来院時の 検査値、処方変更の理由

7

薬 剤 師 参しているか確認漏

チ ェ ッ ク リ ス ト に お なども記載する



薬手帳を含める

れがある

受診の際にお薬手帳を必ず携帯することや 1 冊にまとめて管理することなど、有効な活用方法について指導

する。

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