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病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41542.html
出典情報 「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」及び 「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について(7/22)《厚生労働省》
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(2) 院内の理解を深める
院内勉強会や会議でポリファーマシーを取り上げ、院内の理解を深めることで協力者を増
やし、連携しやすくなる。

・医療安全研修、医薬品安全研修など参加が義務づけられている既存の勉強会や、病棟
での会議でポリファーマシー対策や症例(→各論編 p.37 別表2を参照)を取り上げ
ると効果的である。
⇒職員への啓発活動については、p.30「第2章2.(3)職員への啓発活動を行う」を
参照

・管理者は、ポリファーマシーの趣旨を理解し、ポリファーマシーに対する施設の基本
方針を策定、共有する。
・病棟では服薬状況や患者の状態など、より詳細な情報を聞き取ったうえで現状を把握
し、その内容等を病院内の会議にて多職種の目線で検討することで、より具体的な対
応策を講ずることが出来る。

(3) 院外関係施設の理解を得る
地域の医療機関・薬局に対し、ポリファーマシー対策を始めることに理解を得て、処方見直
しの取組が継続されるようにする。

・院内の取組であっても、院外関係施設の理解を得ていないとポリファーマシー対策を
行った患者が退院後に元の処方に戻ってしまう場合がある。これを回避するためにも
ポリファーマシー対策を始める前に地域の医療機関・薬局にも取組を理解してもらう
ことが重要である。

⇒地域との連携体制づくりについては、p16「第2章1.
(6)地域包括ケアシステ
ムを担う医療・介護関係者等との連携体制をつくる」を参照
⇒地域と連携すべき情報については、p.11「表6」を参照

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