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病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41542.html
出典情報 「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」及び 「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について(7/22)《厚生労働省》
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・2023 年 1 月よりオンライン資格確認の基盤を活用した電子処方箋の処方・調剤情
報の運用が開始された。また電子処方箋8やマイナポータルと連携した電子版お薬手
帳などにより薬剤情報を電子的・一元的に管理する方法も活用しながら、患者の処方
状況を正確に把握する。
<ポリファーマシー対策における電子処方箋の活用事例>
・一定数以上の処方薬剤数を超える場合、オーダー時にポップアップで注意喚起が表示
されるよう設定している。
・同種同効薬の併用処方の際、該当薬剤の名称をオーダー時にポップアップで表示され
るよう設定している。
・多職種間でカルテ上のポリファーマシー対策の内容が見えるようにした。
・病院薬剤部がポリファーマシー関係の書類に確実に目を通すことができるように、院
内の書類確認経路を設定した。

(4) 「ポリファーマシーであるかを判断することが難しい」
・ポリファーマシーが疑われる状態であるか、スクリーニング方法を活用しながら判断
する。
⇒対象患者のスクリーニング方法については、p.24「第2章2.
(1)5)ア)処方見
直し対象患者をスクリーニングする」を参照

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令和5年度 厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬安全対策課委託事業「高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る
実態調査・検討一式」で実施したアンケート結果により、電子処方箋に対応している病院のうち、約 2 割の病
院が電子処方箋をポリファーマシー対策で活用したことが把握された。

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