よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41542.html
出典情報 「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」及び 「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について(7/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(7) 「見直し後の処方内容をかかりつけ医10へフィードバックする体制が
構築されていない」
・院内の医師と医師会との関係性なども総合的に活用して、地域医師会に対しポリファ
ーマシー対策の啓発活動を行うなど、日頃から円滑な関係性を築いておく。
⇒地域への情報提供内容については、p.11「表6」を参照

・病院は、かかりつけ医だけでなく、かかりつけの薬剤師・薬局にも薬剤管理サマリー
などで情報提供を行い、見直し後の処方が維持されていることを確認・報告してもら
える連携を構築できるとよい。

⇒地域との連携体制づくりについては、p.16「第2章1.
(6)地域包括ケアシステム
を担う医療・介護関係者等との連携体制をつくる」を参照

(8) 「患者の理解が得られない」
<患者や家族に処方見直しの同意を得るための工夫>
・その場で判断を求めず、考えておくように伝える。
・患者への安心・安全を配慮して一度に減量せず、必要に応じて時間をかけながら減量
する。
・患者・家族の意思、理解度等を確認しながらメリット・デメリットを具体的にわかり
やすく説明する

⇒患者への説明や理解を得る方法については、p.25「第2章2.
(1)5)ウ)患者・
家族の意向を確認する」を参照

10

本文中の「かかりつけ医」については、病院外の主治医を指し、入院中の主治医は断りがない限り「主治医」
として表記し、区別している。

- 12 -