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資料2-4  令和5年度血液製剤使用適正化方策調査研究事業 (広島県合同輸血療法委員会 藤井参考人提出資料) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43282.html
出典情報 薬事審議会 血液事業部会適正使用調査会(令和6年度第1回 9/9)《厚生労働省》
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FFP融通の模擬(実地)訓練・検証(2)
訓練の結果、医療機関間での譲受・譲渡(融通)が可能な対象製剤として、新鮮凍結血漿(FFP)を除外しなけ
ればならない問題は確認されなかった。





搬送容器(発泡スチロール)、ドライアイス(霊安室のもの)、温度計は、どの病院でも容易に確保可能。
県赤十字血液センターと同じ搬送方法により、温度管理が可能。
訓練中の温度推移 搬送容器内 -36.1 ℃ 〜 -25.0 ℃(片道41分)
搬送容器外 11.0 ℃ 〜 23.3 ℃
バッグの破損なし。

この度の訓練を受けて、指針を次のとおり改定
【指針改訂(案)】

○ 融通できる輸血製剤として、「新鮮凍結血漿を除く」の文言を削除
○ 災害発生時の対応がイメージしやすいよう、今回の訓練で使用したシナリオ(例)を追記
○ 実際の災害発生時に速やかに対応できるよう、「輸血用血液製剤譲渡依頼書」、「輸血用血液製剤譲渡証明
書」の記入例を追記

○ 協定書ひな形の追加
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