よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 新たな地域医療構想の検討状況について(報告) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43363.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第110回 9/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年6月21日 第6回「新たな地域医療構想等に関する検討会」資料
令和6年4月12日「かかりつけ医機能が
2040年頃までを視野に入れた今後の人口動態・医療需要等を踏まえた第4回
発揮される制度の施行に関する分科会」資料
地域で必要とされる主な医療機能・地域の医療提供体制のイメージ(たたき台案)②

2.2040年頃までを視野に入れた医療提供体制を取り巻く状況


生産年齢人口が減少する中で、医療従事者の働き方改革を進めながら、地域で必要な医療提供体制を確保するため、以下のような
取組が重要となるのではないか。
生産年齢人口が減少して医療需要の質・量が変化するとともに、人材確保が困難になると見込まれる中で、効率的に質の高い医療
を提供する観点から、地域によって、一定の症例を集積して医療の質を確保するとともに、医療機能の転換・集約化、地域の医療
機関等の連携の確保、遠隔医療やオンライン診療の活用等。その際、医療情報を共有する基盤の整備、疾患・機能に応じたアクセ
ス時間の考慮等が重要。
‣ 24時間の在宅医療や夜間・休日対応等を行うため、病院や診療所等の連携確保、複数医師による診療所、複数診療所でのグループ
診療の推進。手法の一つとして地域医療連携推進法人制度の活用。
‣ 地域の医師の高齢化が進む中、健診、予防接種、学校医、産業医、警察業務等の地域保健・公衆衛生の体制の確保。




医療従事者の確保や医療従事者が活躍できる環境の整備、医師の地域・診療科偏在への対応、現役世代が医療・健診・健康相談等を
受けられる体制の確保、医療の高度化や持続可能性への対応等も重要となるのではないか。

3.地域の医療提供体制のイメージ(大都市部、地方都市部、過疎地域等で異なる)

かかりつけ医機能(身近な地域における日常的な診療、
疾病の予防のための措置その他の医療の提供を行う機能)
専門的な医療の提供、
高度な手術等が必要
な患者、重症の救急患
者等の受入れ

紹介/逆紹介

訪問看護事業所、薬局
訪問看護、訪問
薬剤管理指導 利用・相談

主に診療所・中小病院

介護サービス

訪問診療

主に在宅療養支援
診療所・病院
・後方支援病床
・24時間の在宅医療
・人材の育成 等

受診・相談・入院
オンライン診療

・地域の医療機関等や多職種が機能や専門性に応じて連携
・地域によって、一定の症例を集積して医療の質を確保、医療機能の転換・集約化、地域の医療機
関等の連携の確保、遠隔医療やオンライン診療の活用、医療情報を共有する基盤の整備等
・病院や診療所等の連携確保、複数医師による診療所、複数診療所でのグループ診療の推進 等

介護施設・事業所

利用・相談

住民

保健事業
保険者

地域包括支援
センター
市町村

18