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「令和5年度厚生労働科学特別研究事業の報告について」 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43769.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第98回 9/20)《厚生労働省》
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異種移植の実施に伴う異種移植片由来感染
症のリスク管理に関するガイドライン (案)
• 米国を中心に遺伝子改変を行ったブタ由来の心臓、腎臓などがヒトに移植
され、緊急避難的なINDに基づく異種臓器移植が実施
• ブタ由来臓器の移植においては、様々な拒絶反応を制御するために複数の
遺伝子改変が必要
• 従来の指針では免疫隔離膜などを用いた膵島細胞移植を想定
• 遺伝子改変として超急性拒絶に関連するGalエピトープのノックアウトKO
が必須とされている。このGalエピトープのKOや異種臓器移植動物の遺伝
子改変は、動物に内在する感染因子の特性(細胞指向性)を変化させ、種
の壁を超えた新たな人獣共通感染症を引き起こすリスクを内包
• 目的:公衆衛生学的な見地から、異種移植片によって発生する可能性のあ
る感染症に関して、どのような検査を行うべきか、投与後の長期に亘る感
染症のモニタリングと共に公衆衛生を含めた安全性確保に資すること
※次のスライドより、本ガイドライン(案)の内容を一部抜粋、編集して説明