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「令和5年度厚生労働科学特別研究事業の報告について」 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43769.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第98回 9/20)《厚生労働省》
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表1.異種移植について現行の開発候補品を想定し、技術ごとにどこまでを審査で評価するか
具体例

適用条件

特徴

課題

遺伝子組換え
されていない
異種細胞を用
いた技術

免疫隔離膜等による
ブタ由来膵島細胞
拒絶回避が必須

現行の膜技術ではウ
分泌タンパク質成
イルス等は隔離する
分等が通過
ことは現状で困難

遺伝子改変さ
れていないブ
タ胎仔腎臓の
ヒト胎児への
移植

母ブタから胎仔を 胎児への投与により
摘出し、その胎仔 免疫拒絶が回避可能
ブタのクロアカを 長期にわたる生着を
摘出
目指さない

生理機能としての
尿の貯留とドレ
ナージによる排出
が可能

遺伝子改変さ
れた異種臓器

遺伝子改変クロー
免疫拒絶を回避する
ン胚を移植された
ために遺伝子改変操
借腹胎仔を飼育し
作が必須
臓器を摘出

人獣共通感染症に加
臓器として人体内 え、遺伝子改変によ
で機能すること
るウイルス伝播リス


胎盤通過性を持つウ
イルス感染症。未知
ウイルス
母体への感染管理