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参考資料1 令和6年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「放射線診療の発展に対応する放射線防護の基準策定のための研究」分担研究中間報告書 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211244_00005.html
出典情報 医療放射線の適正管理に関する検討会(第3回 9/26)《厚生労働省》
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いによる放射性同位元素の飛散の懸念はなく、また投与システムの構造及び手順の観点か
ら汚染された排水が発生することはない。

以上のように、本機器等の使用に際して一般の非審封放射性同位元素で起りうる汚染が
発生する可能性はほぼないが、 万一、 汚染が発生した場合もや、あらかじめ用意 した汚染除去
に必要な器材及び薬剤で十分に対応が可能と考えられることから、エックス線診療室にお
ける本機器等の使用に際し、排水設備は必ずしも必要ないと考えられる。

2: 投与システム

1.3.3 排気設備の必要性について

前述のとおり、本機器等の使用は閉鎖的な投与システムによって投与が実施さきれること
及び Y-90 自体がビーズに化学的に結合 した状態で含まれていることから、空気中への飛散
はほぼ想定されない、。 一方で、 次に示すようなエックス線診療室における使用状況において、
本機器等の使用に関連する一連の投与プロセスから非密封放射性同位元素の一部が飛散す
ることを想定し、通常の非容封放射性同位元素を使用するときと同様の事前評価を試みた。
試算にあたっては取扱通知に示されている計算方法を使用した。本機器は Y-90 の液体と同
じ扱いとし、 飛散率には 10? を用いた。 加えて、 事前診断のために使用する Tc-99m-MAA の
投与についても、同様の試算を行った。なお、 一般的に想定しているエックス線診療室 (遂
視室) の空調は陽圧となっていることにも留意し、評価 した。