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参考資料1 令和6年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「放射線診療の発展に対応する放射線防護の基準策定のための研究」分担研究中間報告書 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211244_00005.html
出典情報 医療放射線の適正管理に関する検討会(第3回 9/26)《厚生労働省》
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想定したエックス線診療室の空気中濃度と管理区域の設定基準との比の試算

空気中濃度 |管理区域 |限度との比
[Bq/cmi] 設定基準
[Bq/cm]]
92mTc-MAA 1.4E-05 7.0E-02 2.0E-04
本機器 ⑦Y) 7.7E-04 1.0E-03 7.7E-01
比の和 7.7E-01

想定しているエックス線診療室の空調は陽圧でちもやるが、 この試算によると、エックス線診
療室から廊下等へ流れてくる空気に含まれる放射性同位元素の濃度は管理区域の設定基準
を下回っており、 特段の排気設備を設けずとも、 エックス線診療室より外側を管理区域等に
設定する必要はないことが考えられた。

エックス線診療室から排気された空気は医療機関全体の空調設備をとおして環境中へ放
出されることから、エックス線診療室以外の換気による希釈を考慮 した試算を行った。 一般
清潔区域の換気回数は 2 回/時間 を用い、排気中濃度限度との比の和が 1 を下回る容積を
試算したところ、当該エックス線診療室と同一の排気系統に当該エックス線診療室とは別
に 935m?/日以上の室内容積が確保されていれば、環境中へ放出される排気の濃度が排気中
濃度限度を下回る。 この換気量は、 想定 した一日の稼働時間が 8 時間のエックス線診療室と
同等の換気環境を持つ室であれば 9 室分、一般病床であれば 104 床分 (一床あたりの容積
は法令に基づく最小容積と して面積 4.3m2^、 天井高 2.1mc、 換気回数は 2 回/時間 } で計算。)
で確保できる。 それぞれの状況により希釈された場合の試算結果を以下に示す。

想定したエックス線診療室と同等の室 9 室による希釈を考慮 した排気中濃度と排気中濃
度限度との比の試算

希秋された | 排気中 限度との比
排気中濃度 | 濃度限度
[Bq/cm]] [Bq/cm]]
29mTc-MAA 1.4E-06 6.0E-03 2.4E-04
本機器 (⑳Y) 7.7E-03 8.0E-05 9.6E-01
比の和 8.04E-01

病床 104 床) による希秋を考慮した排気中濃度と排気中濃度限度との比の試算

5 規則第 16 条第 1 項第 3 号ロ
s 建築基準法施行令 (昭和 23 年政令第 338 号) 第 21 条第 1 項