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資料1 これまでの議論を踏まえた検討の方向性について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49357.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第7回 2/5)《厚生労働省》
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出産に関する支援等について
これまでの主なご意見



各論の議論に先立ち、我が国の出産の在り方についてビジョンを示すべきであるとの意見があった。



保険適用を含む負担軽減策を議論する目的・意義について整理すべきであるとの意見があった。



出産・子育てに伴う経済的負担が大きく、負担が軽減されることを期待する意見があった。



保険適用を含む負担軽減策とあわせて、我が国の周産期医療の高い安全性を維持していくこと、地域における
周産期医療提供体制を確保していくことが重要であるとの意見があった。



分娩の経過は様々であり、個々の分娩によって処置内容や所要時間が異なるとの意見や、妊婦の多様なニーズ
に対応するため様々なサービスが提供されているとの意見があった。



出産費用の背景分析を行い、給付と負担のバランスを踏まえて支援の在り方を議論すべきとの意見があった。

検討・対応の方向性



出産育児一時金の支給額の引き上げ後も、出産費用が年々上昇している現状を踏まえ、出産に係る平均的な標
準費用を全て賄えるようにするとの基本的な考え方のもと、具体的な支援策の在り方を検討していく。



安全で質の高い周産期医療提供体制の確保を進める中、保険適用を含む負担軽減策が地域の周産期医療の確保
に影響を与えないようにすることは、検討の前提となるものである。



検討に当たっては、分娩取扱施設における医療提供の実態や、費用構造を踏まえた議論を行っていく。



また、分娩に伴う診療・ケアやサービスには、妊婦の希望にかかわらず提供されるものと、妊婦が希望して選
択するものがあると考えられ、それぞれに対する支援の在り方を検討する必要があるのではないか。



なお、中長期的な視点に立った今後の我が国の周産期医療提供体制のあり方については、他の診療科とも関わ
る地域の医療提供体制全体のバランスの中で捉える必要があり、今後、地域医療構想や医療計画に関する検討
の場において、本検討会の意見も踏まえ、検討していくこととしてはどうか。

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