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○先進医療会議からの報告について総-2 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00145.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第520回  4/27)《厚生労働省》
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様式第5号

先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:重症未熟児網膜症に対する抗 VEGF(血管内皮増殖因子)薬の硝子体注射療法
適応症:重症未熟児網膜症
内容:
(先進性)
本技術が対象とする重症未熟児網膜症は未熟児網膜症の 1 割程度に発生し、国内で年間 200 例
以下の発生数で希少疾患といえる。従来は網膜光凝固が唯一の治療法であったが、近年は抗
VEGF 薬の硝子体注射療法が普及しつつある。日本をはじめ各国でラニビズマブが本技術の対象
症例についても薬事承認を受けているが、ベバシズマブは抗 VEGF 薬として first in class の薬
剤であり、既に世界的に普及している。ベバシズマブはラニビズマブと比較し半減期が長く、治
療効果が持続するため単回治療で臨床所見の改善が期待でき、よって本技術の先進性は高いとい
える。
(概要)
① 治療開始前にフルオレサイトによる蛍光眼底造影検査を行う。
② 1 眼につき 1 回、ベバシズマブ 0.01ml (0.25mg)または対照薬としてラニビズマブ 0.02ml
(0.2mg)を硝子体注射として投与する。
③ 24 週まで経過観察を行う。病状の悪化ないし再燃を認める場合は網膜光凝固を追加する。
④ 両群においてプロトコル治療後 24 週目までに眼底所見が第三者判定により、ラニビズマブの
追加投与またはレーザー治療を要する所見となった割合を比較する。
(効果)
本治療により重症未熟児網膜症の stage、病変の範囲、plus disease の重症度及び範囲などの
臨床所見の改善が期待できる。未熟児網膜症の治療は修正 30 週台に行われるのが通例で、ベバ
シズマブを単回投与した際の再燃時期は治療後 16 週がピークと報告されているが、血管の伸長
の完了は平均 43 週であるため、単回治療で臨床所見の改善が期待できる。
(先進医療にかかる費用)
本技術に係る総費用は 5,193,790 円である。先進医療に係る費用は 45,900 円で、このうち全
額が研究者負担(病院会計から支給される研究奨励費)となるため、患者負担額は 1,546,779
円である。企業等からの資金提供や薬剤提供はない。

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