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資料3-3 指摘事項に対する回答 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25542.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第133回 5/19)《厚生労働省》 |
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先進医療審査の事前照会事項に対する回答4
先進医療技術名: 精神症状を伴う更年期障害患者を対象としたピリドキサミン療法
2022 年 5 月 16 日
所属・氏名:東京医科歯科大学病院 周産・女性診療科
寺内 公一
※照会に伴い変更が生じた場合は、関係書類も併せて修正して下さい。
(この試験を実施するための科学的根拠 (scientific rationale)について)
1.更年期のホットフラッシュ本剤を投与することにより、人で AGEs(糖化最終産物)生成が抑制され、
反応性カルボニル化合物を消去してカルボニルストレスを抑制することと、更年期ホットフラッシュ
の軽減がどう関連しているのかを示す薬効薬理試験は存在しているのか。もしホットフラッシュに関
連した vivo の評価系での薬効薬理データがあるのであれば、そのデータから薬効が期待できる曝
露量(AUC や Cmax など)が推定されているのか。
【回答】
ヒトにおける AGEs 産生・カルボニルストレスと更年期のホットフラッシュとの関連を明確に示す研究はあ
りません。更年期のホットフラッシュの発生機序は未だ完全には解明されておらず、うつ症状・不安症状
と相関することが多くの研究により報告されている他、心理社会因子による多彩な修飾を受けることが
知られています。本研究は、(1)更年期のホットフラッシュ・うつ症状・不安症状相互の関連性、(2)疫学
研究によるホットフラッシュおよびうつ症状とビタミン B6 摂取量との逆相関、(3)女性における月経前症
候群・月経前不快気分障害を含む、多彩な精神症状に対するピリドキサミンの有効性、等を科学的根拠
としています。プラセボ効果が非常に高く出る領域において、臨床的効果の有無を確認するためにはこ
のような小規模な試験から開始する必要があると考えております。
2.更年期のうつ症状本剤を投与することにより、人で AGEs(糖化最終産物)生成が抑制され、反応
性カルボニル化合物を消去してカルボニルストレスを抑制することと、更年期のうつ症状(あるいは
特定の疾患に限らずうつ症状全般)の軽減がどう関連しているのかを示す薬効薬理試験は存在し
ているのか。もしうつ状態に関連した vivo の評価系での薬効薬理データがあるのであれば、そのデ
ータから薬効が期待できる暴露量(AUC や Cmax など)が推定されているのか。
【回答】
うつ状態に関連した vivo の評価系での薬効薬理データはあります。
参考文献に非公開(現時点)の企業の治験薬概要書を参考ください。
データをもとに暴露量を推定しております。
恐れ入りますが、非公開で宜しくお願いします。
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先進医療技術名: 精神症状を伴う更年期障害患者を対象としたピリドキサミン療法
2022 年 5 月 16 日
所属・氏名:東京医科歯科大学病院 周産・女性診療科
寺内 公一
※照会に伴い変更が生じた場合は、関係書類も併せて修正して下さい。
(この試験を実施するための科学的根拠 (scientific rationale)について)
1.更年期のホットフラッシュ本剤を投与することにより、人で AGEs(糖化最終産物)生成が抑制され、
反応性カルボニル化合物を消去してカルボニルストレスを抑制することと、更年期ホットフラッシュ
の軽減がどう関連しているのかを示す薬効薬理試験は存在しているのか。もしホットフラッシュに関
連した vivo の評価系での薬効薬理データがあるのであれば、そのデータから薬効が期待できる曝
露量(AUC や Cmax など)が推定されているのか。
【回答】
ヒトにおける AGEs 産生・カルボニルストレスと更年期のホットフラッシュとの関連を明確に示す研究はあ
りません。更年期のホットフラッシュの発生機序は未だ完全には解明されておらず、うつ症状・不安症状
と相関することが多くの研究により報告されている他、心理社会因子による多彩な修飾を受けることが
知られています。本研究は、(1)更年期のホットフラッシュ・うつ症状・不安症状相互の関連性、(2)疫学
研究によるホットフラッシュおよびうつ症状とビタミン B6 摂取量との逆相関、(3)女性における月経前症
候群・月経前不快気分障害を含む、多彩な精神症状に対するピリドキサミンの有効性、等を科学的根拠
としています。プラセボ効果が非常に高く出る領域において、臨床的効果の有無を確認するためにはこ
のような小規模な試験から開始する必要があると考えております。
2.更年期のうつ症状本剤を投与することにより、人で AGEs(糖化最終産物)生成が抑制され、反応
性カルボニル化合物を消去してカルボニルストレスを抑制することと、更年期のうつ症状(あるいは
特定の疾患に限らずうつ症状全般)の軽減がどう関連しているのかを示す薬効薬理試験は存在し
ているのか。もしうつ状態に関連した vivo の評価系での薬効薬理データがあるのであれば、そのデ
ータから薬効が期待できる暴露量(AUC や Cmax など)が推定されているのか。
【回答】
うつ状態に関連した vivo の評価系での薬効薬理データはあります。
参考文献に非公開(現時点)の企業の治験薬概要書を参考ください。
データをもとに暴露量を推定しております。
恐れ入りますが、非公開で宜しくお願いします。
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