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資料2-2 第Ⅳ回要望に係る専門作業班(WG)の検討状況の概要等について (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00023.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第51回 6/8)《厚生労働省》 |
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No.
34
要望番号
Ⅳ-67
成分名
ドセタキセル水和物
要請内容
悪性軟部腫瘍
要望者
会社名
日本整形外科学会
日本臨床腫瘍学会
サノフィ株式会社
日本産科婦人科学
会
未承認薬
適応外薬
の分類
適応外薬
小児WG
開発要請に対する企業見解
(概略)注
公知申請を希望する。
検討状況等
提出された国内外の臨床試験成績(公表
論文)からは、要望用法・用量であるゲム
シタビン900 mg/m2とドセタキセル70
mg/m2との併用投与(以下、
「G900/D70」)でもゲムシタビン900
mg/m2とドセタキセル100 mg/m2との併
用投与と同様にゲムシタビン単独投与を
上回る有効性が期待できるとの一定の根
拠は提示されていたものの、当該データ
のみから確定的な判断を下すことは困難
と考えることから、G900/D70の有効性の
評価を行うための臨床試験の実施が必
要と判断していたが、高リスク*の遠隔転
移を有さない悪性軟部腫瘍を対象に、ゲ
ムシタビンとドセタキセルとの併用投与の
周術期化学療法としての有効性及び安全
性を検討することを目的とした第Ⅱ/Ⅲ相
試験(以下、「JCOG1306試験」))の第Ⅲ
相部分が実施中であったことから、当該
試験結果を踏まえ、WG見解を再検討する
こととされていた。
今般得られたJCOG1306試験の第Ⅲ相部
分の下記中間解析結果、及び当該試験
結果に基づき要望対象が「悪性軟部腫
瘍」から「進行悪性軟部肉腫」へと変更さ
れたことを踏まえ、進行悪性軟部肉腫患
者を対象に、G900/D70の有効性を検討
するための臨床試験を実施する必要があ
ると判断した。
35
Ⅳ-68
ゲムシタビン塩酸塩
悪性軟部腫瘍
日本整形外科学会
日本臨床腫瘍学会 日本イーライリリー
日本産科婦人科学 株式会社
会
36
Ⅳ-71
トレチノイン
急性前骨髄球性白血病
日本血液学会
適応外薬
公知申請を希望する。
富士製薬工業株式
会社
適応外薬
公知申請を希望する。
11
たドキソルビシンとイホスファミドとの併用
投与に対するゲムシタビンとドセタキセル
との併用投与の非劣性が示されなかった
こと(2年OS及び2年PFSのハザード比
[95%信頼区間]:それぞれ2.55[0.67,
9.78]及び2.32[1.22, 4.39])。
詳細な試験計画については、これまでに
得られた情報を整理し、実施可能性も考
慮した上で機構と治験相談等を実施する
ことを推奨する。
*:組織学的悪性度Grade 2-3(FNCLCC
system)かつT2bN0M0又はanyTN1M0
(UICC/AJCC 7th edition)
企業見解確認中
34
要望番号
Ⅳ-67
成分名
ドセタキセル水和物
要請内容
悪性軟部腫瘍
要望者
会社名
日本整形外科学会
日本臨床腫瘍学会
サノフィ株式会社
日本産科婦人科学
会
未承認薬
適応外薬
の分類
適応外薬
小児WG
開発要請に対する企業見解
(概略)注
公知申請を希望する。
検討状況等
提出された国内外の臨床試験成績(公表
論文)からは、要望用法・用量であるゲム
シタビン900 mg/m2とドセタキセル70
mg/m2との併用投与(以下、
「G900/D70」)でもゲムシタビン900
mg/m2とドセタキセル100 mg/m2との併
用投与と同様にゲムシタビン単独投与を
上回る有効性が期待できるとの一定の根
拠は提示されていたものの、当該データ
のみから確定的な判断を下すことは困難
と考えることから、G900/D70の有効性の
評価を行うための臨床試験の実施が必
要と判断していたが、高リスク*の遠隔転
移を有さない悪性軟部腫瘍を対象に、ゲ
ムシタビンとドセタキセルとの併用投与の
周術期化学療法としての有効性及び安全
性を検討することを目的とした第Ⅱ/Ⅲ相
試験(以下、「JCOG1306試験」))の第Ⅲ
相部分が実施中であったことから、当該
試験結果を踏まえ、WG見解を再検討する
こととされていた。
今般得られたJCOG1306試験の第Ⅲ相部
分の下記中間解析結果、及び当該試験
結果に基づき要望対象が「悪性軟部腫
瘍」から「進行悪性軟部肉腫」へと変更さ
れたことを踏まえ、進行悪性軟部肉腫患
者を対象に、G900/D70の有効性を検討
するための臨床試験を実施する必要があ
ると判断した。
35
Ⅳ-68
ゲムシタビン塩酸塩
悪性軟部腫瘍
日本整形外科学会
日本臨床腫瘍学会 日本イーライリリー
日本産科婦人科学 株式会社
会
36
Ⅳ-71
トレチノイン
急性前骨髄球性白血病
日本血液学会
適応外薬
公知申請を希望する。
富士製薬工業株式
会社
適応外薬
公知申請を希望する。
11
たドキソルビシンとイホスファミドとの併用
投与に対するゲムシタビンとドセタキセル
との併用投与の非劣性が示されなかった
こと(2年OS及び2年PFSのハザード比
[95%信頼区間]:それぞれ2.55[0.67,
9.78]及び2.32[1.22, 4.39])。
詳細な試験計画については、これまでに
得られた情報を整理し、実施可能性も考
慮した上で機構と治験相談等を実施する
ことを推奨する。
*:組織学的悪性度Grade 2-3(FNCLCC
system)かつT2bN0M0又はanyTN1M0
(UICC/AJCC 7th edition)
企業見解確認中