よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-2            新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

専門家による評価【令和4年5月13日時点】

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

死因等
(報告者による見解・考察等)
ロット番号

接種回数

基礎疾患等
報告書上の記載

146

27歳



2022年4月22日

2022年4月23日

000011A

3回目

内服薬・アレルギー・副作用歴:なし
併用薬:ロキソプロフェンナトリウム
水和物、アセトアミノフェン
3回目接種後から38.9℃の発熱のた
め、アセトアミノフェン内服(服用回数
不明)。翌日朝38.5℃と解熱認めず、
夜39.0℃の体温、倦怠感を家族へ連
絡。夜、リビングで仰向けに倒れてい
るところを発見され、救急要請。搬送
時には心肺停止の状態であった。蘇
生行為を行ったが心停止のまま。気
管挿管時に声門から鮮血の出血が
大量に続いていた。急性肺障害によ
る肺胞出血と考えられた。CT撮影に
て両肺に濃いびまん性すりガラス陰
影を認めた。

65歳



2022年4月25日

2022年4月26日

3006278

3回目

対応するMedDRA PT

CT(両肺に著明な
肺水腫を認め
た)、解剖(急性心
機能不全)

不明
→急性心機能不全、肺水腫、肺胞出

肺水腫
(〜6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜5/15)後に報告
された内容))

149

74歳

64歳





2022年2月27日

2022年3月25日

2022年2月28日

2022年3月30日

不明

000049A

3回目

3回目

他要因の可能性
の有無
ワクチンと死亡との
(報告医評価)
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和4年6月10日時点】
評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

症例No

病歴:統合失調症で入院中。
僧帽弁形成術(H20以前)
新型コロナワクチン1回目接種(コミ
ナティ、EW0201)、2回目接種(コミナ
ティ、FC5947)
不明
3回目接種後、39.9℃まで発熱し、寝
たきり、失禁などがあり、接種翌日夕
方、心肺停止状態で発見された。

基礎疾患:心不全、慢性腎臓病、頸
動脈硬化症、高血圧、糖尿病、脂質
異常症、便秘症、出血性胃潰瘍
2021年6月14日1回目接種(コミナ
ティ筋注)、2021年7月6日2回目接種
(コミナティ筋注)
3回目接種直後から夜就寝までは副
反応等の症状なく経過。接種翌日深
夜(接種後約14時間40分後)、急に
胸苦を訴えたため、救急搬送。救急
隊が現場到着時Japan Coma Scale
(JCS)3程度であったが、酸素10L投
与下でSpO287%と酸素化不良を認 直接の死因は急性心臓死
め補助換気が開始された。医療機関
到着直前から不穏状態となり、来院
後、直ぐに血圧低下、徐脈、瞳孔散
大と状態が悪化した。自発呼吸なく、
頸動脈触知できず、心肺停止と判断
し胸骨圧迫開始とバッグバルブマス
ク換気を継続した。有効な心肺蘇生
法を継続したが、家族から心肺蘇生
法中止の申し出があり、死亡宣告に
至った。CTを施行したが死因は不
明。解剖をすすめたが希望されず、
直接死因は急性心臓死となった。

基礎疾患:虚血性腸炎
2021年7月10日1回目接種(コミナ
ティ、EY5423)、2021年7月10日2回
目接種(コミナティ、Lot:FC8736)
3回目接種前日、出勤時に腹痛・下
心筋炎、冠状動脈外膜小血管炎
痢の訴えあり。接種3、4日後は無断
欠勤。接種4日後夕方寒気を訴えた
ため、救急車が呼ばれるも拒否。接
種5日後に死亡しているところを発見
された。

有(発熱後のア
セトアミノフェン
内服)

-

評価中

γ

時間的経過から因果関係は否定できないが、他要因の影
響も否定できず評価は困難である。

資料1-2-2-2 22297

有(僧帽弁形成
術(H20年以
不明
評価不能(接種 前))(接種医療
→解剖(今後病理
医療機関、解剖 機関)
学的精査を行う予
医療機関ともに)
定)
不明(解剖医療
(〜6/10の情報 機関)
(〜6/10の情報に
に基づく)
基づく)
(〜6/10の情報
に基づく)

-

評価中

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-2 22325

CT

不明

-

評価中

γ

(コメント無し)

資料1-1-2-2 33685

有(不明なるも虚
血性腸炎伴う)

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-1-2-2 33691

(〜6/10の情報に
基づく(集計・専門
家評価対象期間
(〜5/15)後に報
告された内容))

関連あり

肺胞出血

不明

(〜6/10の情報に基づく)

148

因果関係
(報告医評価)

急性心不全

(〜6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜5/15)後に報告
された内容))

147注8

報告医が
死因等の判断に
至った検査

徐脈

心突然死

評価不能

血圧低下

心筋炎

冠動脈炎

解剖(心筋炎(心
筋小静脈周囲間
質に多中心性巣
状炎症系細胞浸
潤(マクロファージ 評価不能
主体))、冠状動脈
外膜小血管炎あ
り)、血液検査、
CT

30