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資料1-3-2            新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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専門家による評価【令和4年5月13日時点】

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

死因等
(報告者による見解・考察等)
ロット番号

接種回数

基礎疾患等
報告書上の記載

155

156

82歳

45歳





2022年3月24日

2022年5月20日

2022年3月30日

2022年5月21日

不明

000018A

3回目

3回目

間質性肺炎で呼吸器科通院中(在宅
酸素1L/分)、肺線維症、抗凝固剤
内服中
1、2回目接種:コミナティ筋注。3回目
接種5日後、急に呼吸困難が出現、
救急搬送された。高度呼吸不全状態
のため、同日入院。入院時SpO225.4 びまん性肺胞出血、呼吸不全
であったため、挿管し人工呼吸を開
始したが、100%O2でもSpO244torr
で、同日夜、死亡された。挿管時
チューブより血性泡沫状の痰が排出
された。

クローン病
3回目接種翌日朝から体調不良あ
り。同日夜に発熱及びけいれん発作
を主訴に救急要請。救急隊到着時に
は心停止に至っていなかったが、現
場出発して3分後に心停止に至り救
急車内で心肺蘇生開始、心拍再開し
た状態で病院到着。到着直後に再度
心停止となり心肺蘇生法再開、再度
心拍再開したが、その後再び心停止
となり心拍再開至らず死亡確認。
発熱、症候性てんかん
過去に細菌感染からの発熱契機に
症候性てんかんを来たし挿管での全
身管理が必要となった既往あり。今
回も41.2℃の発熱・けいれん発作を
契機に救急要請されており、ワクチン
接種後の発熱は一定数起こりうると
報告されている状況から、発熱から
症候性てんかんを発症したと考え、
最終的に死に至る形となったと考え
る。

報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

他要因の可能性
の有無
ワクチンと死亡との
(報告医評価)
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和4年6月10日時点】
評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

症例No

評価中

不明

関連あり

有(間質性肺炎、
肺線維症、陳旧
性心筋梗塞)

-

-

-

評価中

-

-

関連あり

有(くも膜下出血
手術後、症候性
てんかんの既往
あり。過去にCV
ポート感染から
の発熱後に症候
性てんかんで意
識障害となり、
挿管し他院搬送
歴あり)

-

-

-

評価中

-

-

評価中

評価中

不明

評価中

注1:各症例の記載は、令和3年5月22日〜令和4年5月27日までに、医療機関又は本ワクチンの製造販売業者から副反応疑い報告された内容に基づく。専門家による評価は、特記した場合を除き、令和4年5月15日時点の報告内容に基づき実施。
注2:直近の集計対象期間において新規又は追加報告された症例について、対応する症例Noを記入している。同一症例であっても、報告内容の更新等により医療機関又は製造販売業者から複数回報告される場合がある。同一症例について複数回報告された場合は、評価時点で最後に報告された報告内容に基づき評価している。
注3:接種医療機関及び搬送先医療機関から同一事例について報告あり。本表の記載内容は、両報告内容に基づく。
注4:「死因等」の記載は副反応疑い報告書の記載(接種の状況、症状の概要、報告者意見)を総合的に考慮の上、記載。資料1−1−2や資料1−2−2の「症状名(PT)」とは異なることがある。
注5:報告書における死因等の記載が基礎疾患の増悪等とされているものについては、本資料においては、7/21以降「対応するMedDRA PT」は基礎疾患等の名称ではなく、「状態悪化」として整理している。
注6:「血小板減少症を伴う血栓症」が死因として疑われると報告された事例については、「対応するMedDRA PT」には、令和3年10月22日までは、血小板減少に係る症状と血栓症に係る症状の両方を併記。10月22日以降は「血小板減少症を伴う血栓症」と表記。10月22日までに報告された症例においても、10月22日以降の追加報告の際に、死因を「血小板減少症を伴う血栓症」に更新、又は死因に「血小板減少症を伴う血栓症」を追加している。
注7:1件の副反応疑い報告書において、異なる接種回の副反応疑い事例が同時に報告されている場合は、当該報告書における最大接種回数を、当該報告の「接種回数」として記載・集計している。
注8:接種医療機関及び解剖医療機関から同一事例について報告あり。本表の記載内容は、両報告内容に基づく。
注9:搬送医療機関及び解剖医療機関から同一事例について報告あり。本表の記載内容は、両報告内容に基づく。

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