（５）情報
「日 常生 活 を行 う 上で 必要 な情 報 に満 足 して いる か」（問 2 0） につ いて 、不 満 （「 やや 不
満」を含む） を表明し た割合は、自 立者 1 3. 2 ％、非自立者 20 .9％ で 、非自立者の ほうが高
か っ た 。 情 報 に不 満 を持 つ 人 に 不 満 な点 を 尋ね た と こ ろ （ 表 ９ ）、 非 自 立 者 で は 「 情報 の 内
容がわか りに くい」 が 47. 9％ で最 も高く 、こ の割合は 自立 者でも 同 程度に高 かっ た。自 立
者で最も高か ったのは 「どの情報が 信頼でき るかわからな い」（ 5 8. 5％）であ る。
「日常生活を 行ううえ で必要な情報 で、もっ と欲しい内容 」（問 17 ）については （表 10）、
「 年 金 」「 健 康 づ く り 」「 医 療 」 の 情 報 は 、 自 立 ・ 非 自 立 者 と も に ２ 割 以 上 が 求 め て い た が 、
概して、趣味や学習活動など社会活動に関する情報は自立者で、介護サービスや介護関連
用品についての情報は非自立者でより必要としていた。非自立者では都市規模による差は
な く 、 自 立 者 で は 、「 年 金 」 の 情 報 は 小 都 市 ・ 町 村 で 、「 学 習 活 動 、 文 化 的 催 し 物 」 の 情 報
は大都市で求 める割合 が高かった。
表９

情報について不満な点[問 21：複数回答（％）]（非自立者での選択率が高い順）

選択肢
情報の内容が わかりに くい
どこから情報 を得たら よいかわから ない
どの情報が信 頼できる かわからない
字が小さくて 読めない
情報量が多す ぎる
必要な情報が 乏しい
情報が遅い
その他の不満

自立者（2 58 人）
46. 9
40. 7
58. 5*
31. 8
26. 7
32. 2
13. 2
5.0

非自立者（ 96 人 ）
47. 9
39. 6
38. 5
38. 5
26. 0
24. 0
10. 4
4.2

注）問 20 において日常生活を行う上で必要な情報に「やや不満である」または「不満であ
る」と回答した人のみに質問。＊印がある項目はχ2 検定で非自立者との差が有意。都
市規模別の有意差はなかった。

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