薬剤師の偏在への対応策
偏在状況の把握
○

都道府県における適切な対応のためには、地域における薬剤師の充足実態を把握し、それを踏ま
えた対応策の検討が必要
→

都道府県での対応に資するため、統一的・客観的に薬剤師偏在の度合いを示す指標の検討

偏在への対応
○ 薬剤師が不足する地域・業態で従事する薬剤師の増加の向けた対応
 経済的な対応

：病院/薬局間の給与水準の格差是正（俸給表の見直し、手当による処遇改善等）、
奨学金の貸与・返済支援（地域医療介護総合確保基金の活用など） 等

 制度的な対応

：薬剤師不足地域・業態で一定期間勤務する仕組（地域・法人単位、大学の地域
枠と連動した卒後研修など） 等

 人材育成・活用

：地方部出身の薬剤師の育成（病院・薬局見学会、職場体験、大学での地域枠設定
等）、潜在薬剤師の活用（休職者・調剤未経験の転職者、柔軟な働き方を希望す
る人材の非常勤職員での活用など）等

 情報提供・アピール ：ウェブサイト情報の充実、就職説明会・インターンシップ・実務実習などの機会
をとらえた施設の魅力アピール／実務実習の受入促進（→大学との連携） 等
 勤務条件・環境の改善：柔軟な勤務環境の確保、完全週休二日制・育児休業制度の導入 等
 診療報酬上の対応

：薬剤師の体制整備に係る評価の拡充、回復期入院医療の評価として施設基準への
薬剤師の追加

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