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資料2 検討会とりまとめへの対応状況等(薬剤師確保・卒後臨床研修) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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卒後研修に対する提案・課題
提案(調査検討事業報告書

考察)

○ 卒後研修の第一目的はジェネラリストとしての基盤育成とし、所属施設の別なく研修を受ける必要がある。
○ 卒後時研修にてジェネラリストとしての基盤を作るには、患者が経験する一連の過程である急性期医療及び慢性期
医療に関する薬剤師の役割を一通り体験する必要があり、最低でも1年の研修期間であることが望ましい。

○ 入院・外来患者の薬物治療管理は、患者―薬―チーム医療など対物から対人に渡って幅広く学べる業務であるた
め、1年研修では、最低6ヶ月の病棟業務研修を必修としたい。
○ 病棟業務研修では、担当患者を持った上で、責任を持って対応・実践する内容をプログラムに含め、病棟業務の中で
の多職種連携を通してチーム医療の中での薬剤師の役割を学び、主体的な介入によりどういった患者アウトカムに繋
がったかを経験し、加えて調剤研修の中で、幅広い診療科・患者の薬物治療管理の理解を深めることが望まれる。

課題
○ 実務実習でも医療機関側のキャパシティーに課題がある中で、更に卒後研修生の受入体制を確保することが可能か。
○ 研修施設の認定や指導者の要件等を検討していく必要。
○ 中小病院や小規模薬局が人員不足の中で実際に新規採用職員を外部研修に出す余力があるか。
○ 外部研修期間の給与等、研修に係る費用負担の整理が必要。

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