よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料 在宅医療の基盤整備について(その2) (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27072.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第5回 7/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

課題と論点①
現状及び課題


「在宅医療の提供体制構築に係る指針」では、「日常の療養支援」においては、患者の疾患、重症度に応じた医療
が多職種協働により、できる限り患者が住み慣れた地域で継続的、包括的に提供されることが目標となっている。



今後増加が見込まれる在宅医療において、多職種連携の推進や薬物療法の有効性及び安全性の確保の観点から、令
和元年の薬機法改正により導入された地域連携薬局を始め、薬局の更なる活躍が期待される。



リハビリ、栄養、口腔の取組は一体となって運用されることで、より効果的な自立支援・重度化予防につながるこ
とが期待される。



訪問リハビリテーションのレセプト件数は年々増加しており、多くは介護保険により提供されている。一方で、訪
問リハビリテーションの提供主体は病院・診療所となっており、地域における訪問リハビリテーションを行う事業
所数、利用率のばらつきも大きい。



さらに、在宅医療を受ける患者への管理栄養士による栄養食事指導の実施件数や医療機関・事業所数は、年々増加
傾向にある。一方で、管理栄養士による居宅療養管理指導を算定している事業所の数の分布は、全国でばらつきが
ある。

論点


地域連携薬局を含めた在宅医療に関わる薬局について、医療計画上の記載を充実させることについて、どのよう
に考えるか。



在宅医療提供体制を充実させる観点から、リハビリテーション専門職によるリハビリや多職種と連携した管理栄
養士による栄養食事指導について、どのように考えるか。
48