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【参考資料1】 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26881.html
出典情報 厚生科学審議会 会感染症部会(第63回 8/1)《厚生労働省》
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参考)サル痘の皮疹の特徴と臨床経過
顔面(95%)、手掌、足底(75%)に好発する。発疹の経過は 10 日程度で、斑点状→小水疱→膿疱→痂
皮と経過をたどる。発疹が多く発生する部位として、多い順に、顔 >脚 > 体幹 > 腕 > 手掌 > 生殖器
> 足底が挙げられる1。口腔粘膜や結膜、角膜にも発症した例が報告されている。痂皮は 3 週間は完全に
消失しないことがあり、結痂(けつか)が乾燥して痂皮になり、剥がれ落ちると感染力はなくなる2。
A:小水疱、B, C:手掌、足底の斑点状の皮疹、D:膿疱と爪下病変、E:爪下病変、F, G:小丘疹、小水疱

(文献1)サル痘と鑑別が必要な発疹性疾患 (文献3 Table1 をもとに感染研で訳)

サル痘

天然痘

水痘

潜伏期間(日)

7-17

7-17

12-14

前駆症状期間(日)

1-4

2-4

0-2

発熱

中等度

重度

軽症またはなし

倦怠感

中等度

中等度

軽症

頭痛

中等度

重度

軽症

リンパ節腫脹

中等度

なし

なし

深さ(直径 mm)

表層~深部(4-6)

深部(4-6)

表層(2-4)

分布

遠心性(主に)

遠心性

求心性

症状

病変

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