（続き）
システム基盤のプロトタイピングにおいては、以下の観点でクラウドサービス毎に比較検討を行うこと。
性能検証
• 最低限の性能要件の条件のもと、解析速度を単純比較
• シークエンス量などの条件変更による、計算効率・費用の変化
• 性能向上を阻害する要因の特定
費用検証
• データのバックアップ、変異のアノテーションなど種々の用途を考慮したFASTQ、BAM（CRAM）、VCF
などのゲノムデータ保管費用の比較
• 解析後データをオンプレミスの環境にダウンロードし保管をする場合と、クラウド上にデータ保管を続け
る場合の費用を比較
• 月次に解析作業を同時並行で1000 検体程度行うことを条件とし、月次のクラウド費用を比較
有用性検証（定性的）
• システム構築上の課題
• システム運用（システム監視やデータバックアップ、ユーザビリティ・自動化、リスクなど）における課
題整理
• システム障害やセキュリティインシデントへの対応の状況
• システムの証跡管理の状況
• システムの構成管理の状況（アップデーター更新などの保守）
• 費用管理

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