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資料4特定行為研修制度の推進について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27492.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師特定行為・研修部会(第29回 8/22)《厚生労働省》
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特定行為研修修了者配置による医師の業務(指示件数)への影響

第3回医師の働き方改革を進めるための
タスク・シフト/シェアの推進に関する検討会
令和元年11月20日

参考資料1-2

(研究方法)
デザイン:カルテによる後ろ向き調査及び修了者へのヒアリング
調査項目:病棟管理(平均在院日数、指示出し時間、指示回数、病棟看護師残業時間)、
手術件数、外科入院総収入
調査期間:特定行為研修修了者配置前 2016年4~7月
特定行為研修修了者配置後 2018年4~7月
調査施設:148床の二次救急拠点病院
修了者の配置:消化器外科に3名特定行為研修修了者(21区分全て修了)を配置
※シフト制により病棟管理・救急外来・処置、手術室対応を行う

(研究結果)
特定行為研修修了者の配置前に比べ、配置後に医師による1週間あたりの指示回数が
有意に減少。また、医師による夜間帯(19時以降)の指示回数が有意に減少。
病棟看護師の月平均残業時間も有意に減少。
配置前

配置後

P値

692回/週

200回/週

< 0.05

19時以降の医師の
平均指示回数

77回/月

21回/月

< 0.05

病棟看護師の
月平均残業時間

401.75
時間/月

233.25
時間/月

< 0.05

医師による
平均指示回数

(考察:有意に減少した理由)
研修修了者が医師による事前の包括的
指示に基づき対応することが可能とな
り、医師の指示をその都度依頼する必要
がなくなったため、医師による指示回数
が減少したと考えられる。
特に抗生剤投与等をタイムリーに実施で
きている。(修了者へのヒアリングより)
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【出典】 令和元年度厚生労働科学研究費補助金 看護師の特定行為の修了者の活用に際しての方策に関する研究 研究代表者 真田弘美