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資料2  ヒアリング団体の発表資料 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27521.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症の対応を踏まえたワクチン接種・検体採取の担い手を確保するための対応の在り方等に関する検討会(第1回 8/23)《厚生労働省》
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① 救急救命士の養成課程での教育の状況
1.人体への注射・採血
救急救命士には33の救急救命処置が許可されている。うち4種6救急救命処置が注射・
採血に関係する。これらについては、救急救命士の養成教育の中で、基本的な教育(座学、
シミュレーション実習、病院実習)がなされている。
・静脈路確保(心肺停止に対する乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保のための輸液など)
・皮膚穿刺(血糖測定器を用いた血糖測定)
・筋肉穿刺・注射(自己注射が可能なエピネフリン製剤(エピペン®)によるエピネフリン
の投与)
・経静脈的薬剤投与(エピネフリンの投与、ブドウ糖溶液の投与)
2.薬剤に係る副反応への対処
副反応として生じ得るアナフィラキシーなどについては、救急疾患の一つとして基本的な
教育がなされている。
3.臨床現場での薬剤の取扱い
救急救命士は、薬剤として、乳酸リンゲル液、エピネフリン、ブドウ糖溶液、エピペン®
の4種について取り扱っている。これらについては、薬理作用、副作用、留意点なども含め
基本的な教育がなされている。
4.鼻腔や咽頭周囲の処置
気道確保に関する救急救命処置(気管挿管、経鼻エアウエイなど)、鉗子・吸引器による
咽頭・声門上部の異物の除去などの処置などを実施しており、鼻腔や咽頭周囲に関する基本
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的な教育がなされている。