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資料2   高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施推進等に係る支援等 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000199258_00029.html
出典情報 高齢者の保健事業のあり方検討ワーキンググループ(第13回 8/24)《厚生労働省》
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(評価指標の検討)

第12回
高齢者の保健事業のあり方検討
ワーキンググループ
資料2-1

厚生労働科学(政策科学総合研究事業(政策科学推進研究事業)):
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施推進に係る検証のための研究

研究代表者:津下 一代(女子栄養大学)
研究分担者:鈴木 隆雄(桜美林大学)、石崎 達郎(東京都健康長寿医療センター研究所)、岡村 智教(慶応義塾大学)、飯島 勝矢(東京大学)、
小島 雅代(名古屋市)、渡邊 裕(北海道大学)、田中 和美(神奈川県立保健福祉大学)、樺山 舞(大阪大学大学院)

研究目的
令和4年度
研究計画・方法

①後期高齢者の質問票の検証、②高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施の事業検証、③高齢者の保健事業プログラムの進捗に向けた進捗
チェックリストの開発、④保健事業対象者の抽出方法の検討、⑤高齢者の保健事業の企画、実施、評価のサポートとなるようなKDB活用ツール
の開発、⑥高齢者の保健事業のプログラムの改定に向けた提案を目的として研究を行う。

①後期高齢者の質問票の検証
②高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施の事業検証
自治体支援を行うなかで、ストラクチャー、プロセス、アウトプット評価、な
らびに質問票の回答の変化等、短期的アウトカム評価を行う。

③高齢者の保健事業のプログラムの進捗に向けた進捗チェックリ
ストの開発

有用性、改善すべき点を検討する。さらに各取組別に、KDB二次活用ツールか
ら得られるデータをもとにした事業展開方法についてリスト化及び一体的実施
の事業評価方法を検証し、全国で活用しうる標準的な指標を提案する。

④保健事業対象者の抽出方法の検討

これまでの事業の状況、自治体規模、特性(高齢化率等)、保健事業のマンパ
ワーや予算を配慮した企画方法について提案する。

⑤高齢者の保健事業の企画、実施、評価のサポートとなるような
KDB活用ツールの開発

カンファレンスシート、事業評価サマリー等本事業向けのツール開発を行い、
保険者が事業企画・評価する際に役立つ資料モデルを作成する。(加入者の健
康状態の全体像の把握やリスク保有状態別の集計表、経年変化のグラフ化、事
業参加・非参加での追跡等)

⑥高齢者の保健事業のプログラムの改定に向けた提案

①~⑤を踏まえたプログラムの改善検討及び次期データヘルス計画に向けた検
討をおこなう。

期待される効果

・具体的な進捗管理や必要な対象者を抽出する方法論の提示、ツールの開発を行うことにより、広域・自治体の事業企画、実施、評価を可能とする
・本研究の成果物である、進捗チェックリスト、KDB活用ツールは、研究班での検証の後、全国で使ってもらうことを想定しており、本研究の全国的な横展開が期待できる。
・保健事業の評価をおこなうことにより、本事業の意義や課題を明らかにし、一体的実施の更なる推進、効率的・効果的な保健事業についての提案を行い、
次期データヘルス計画策定の手引きに活用する。

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