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【資料3】第4期がん対策推進基本計画に対する提案 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27697.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会 がんの緩和ケアに係る部会(第6回 8/31)《厚生労働省》
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第4期がん対策推進基本計画に対する
「がんの緩和ケアに係る部会」からの提案について
第4期がん対策推進基本計画は「がん対策推進協議会」で別途議論されるが、
本部会における議論を踏まえ、以下のように提案してはどうか。

がんと診断された時からの緩和ケアの推進
今後の方向性
 拠点病院等は、がん診療に携わる全ての診療従事者の対応能力を向上させる観点から、組織上明確に位置
付けられた緩和ケアチームによりこれを支援する、定期的な病棟ラウンドやカンファレンス、必要に応じ
た助言・指導等が行われる体制を整備する。
 拠点病院等は、院内の緩和ケアに係る情報を把握し、課題等について検討する場を設置するとともに、そ
の検討内容を踏まえた組織的な改善策を講じる等、自施設における緩和ケアの提供体制の改善に努める。
 拠点病院等は、緩和ケアに係る地域連携を推進する観点から、当該がん医療圏において、地域の医療・介
護従事者と緩和ケアについて情報を共有し、役割分担や支援等について検討する場を設けるとともに、緩
和ケアチームが地域の医療機関等から定期的に連絡・相談を受ける体制を確保する。
 都道府県がん診療連携協議会は、都道府県全体のがん医療等の質の向上のために、都道府県内の拠点病院
等の緩和ケア、相談支援の実績等の共有、分析、評価、公表等を行うとともに、都道府県とも連携し、具
体的な計画を立案・実行する。また、地域における相談支援や緩和ケアの提供体制・連携体制について協
議を行い、拠点病院等の間で情報共有や役割分担を含む連携体制を整備する。さらに、都道府県内の医療
機関における緩和ケア外来、がん相談支援センターについて情報を集約し医療機関間で共有するととも
に、冊子やホームページ等でわかりやすく広報する。

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