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【資料3】第4期がん対策推進基本計画に対する提案 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27697.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会 がんの緩和ケアに係る部会(第6回 8/31)《厚生労働省》
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都道府県による実地調査における主な課題

第3回がんの緩和ケアに係る部会 資料3
(令和3年11月5日)

第4回がんとの共生のあり方に関する検討会において、以下の課題が挙げられた。

1.実地調査の目的について
病院同士のピアレビューとの違いを理解し、棲み分けて行うが必要があるのではないか。
〈ピアレビュー〉
• 現場がより良い医療を提供するために、どのような工夫ができるか話し合い、診療の質を高めていくこと。
〈実地調査〉
• 拠点病院等の指定要件を充足しているかを確認し、問題がある場合、改善策を話し合うことではないか。
2.実地調査の方法について
〈評価の方法〉
• ドナベディアンモデルの3要素(ストラクチャー、プロセス、アウトカム)に項目を分ける等、チェックリスト
を見直してはどうか。
• 病院と都道府県の負担が大きく、実施方法について検討が必要である。
• 専門的緩和ケアのコンサルテーション等、アウトカムは本調査と別で評価してはどうか。 (例:関係団体)
• PDCAを基本としており、繰り返しがあってこそ改善されるのではないか。(例:次年度に報告を求める)
〈訪問メンバー〉
• 評価者の均質化が必要ではないか。(例:学会等が推薦した人でグループをつくり、回数を重ねる)
• 適切な評価ができるよう、評価者には全体を比較できる人がいたほうがよいのではないか。
〈対象施設〉
• まずは都道府県がん診療連携拠点病院を対象とし、徐々に広げていくほうが混乱が少なくないのではないか。
• 指定要件上、ボーダーライン、それ以下を中心に対象としつつ、適宜制度自体を見直すことも大切。
• 対象病院については、都道府県が決定することとしてはどうか。
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