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資料2 第2期データヘルス計画の現状と第3期に向けた課題等について (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28208.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きに係るワーキンググループ(第1回 9/28)《厚生労働省》
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令 和 4 年 8 月 2 4 日
第13回 高齢者の保健事業のあり方検討
ワ ー キ ン グ グ ル ー プ

一体的実施・KDB活用支援ツール(概要)



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一体的実施の推進には、KDBシステム等を活用し、地域の健康課題の適切な分析・見える化、データ分析に基づく保健事業
の提案、対象者抽出を含む効果的な事業展開(評価指標の標準化)等を実施していくことが求められるが、KDBの活用にお
いては、KDBシステムの機能の理解、データの活用等が課題として挙げられている。
「一体的実施・KDB活用支援ツール」を開発し、事業の対象者リストを自動作成する等により業務の簡素化・標準化を図
り、広域連合・市町村における一体的実施の推進を支援する(令和4年3月末に配布)。
一体的実施・KDB活用支援ツールのイメージ
一体的実施・
KDB活用支援ツール

【画面と操作のイメージ】
③CSV出力

①抽出目的の選択
②抽出条件の設定

広域連合・市町村

①抽出目的の選択
KDBシステム

③CSV出力

②抽出条件の設定
※抽出条件は可変

国保連合会

対象者
リスト
※抽出条件は、政策科学推進研究事業「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施推進に係る検証のための研究」(研究代表者:津下一代)により
検討したものを規定値として使用。
※同研究にて、抽出根拠や活用法をまとめた解説書を作成し、提供予定(2022年2月予定)。


抽出される支援対象者と支援の目的



低栄養

低栄養状態の可能性のある者を抽出し、低栄養防止の取組につなげる



血糖・血圧コントロール不良かつ薬剤処方がない者を医療機関受診に
つなげる



口腔

オーラルフレイル・口腔機能低下者を抽出して歯科受診につなげ、口
腔機能低下防止を図る



糖尿病、高血圧症で薬剤を中止している者に対して健康相談を行い、
健診受診につなげる



服薬
(多剤)

多剤投薬者を抽出し、服薬指導・服薬支援につなげることで、残薬を
減らすとともに、転倒等の薬物有害事象を防止する





服薬
(眠剤)

睡眠薬服用者を抽出し、服薬指導・服薬支援につなげることで、残薬
を減らすとともに、転倒等の薬物有害事象を防止する



身体的
身体的フレイル(ロコモティブシンドローム含)のリスクがある者を
フレイル
抽出し、予防につなげる
(ロコモ含)

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重症化
予防

糖尿病等の基礎疾患があり、フレイル状態にある者を抽出、通いの場
等の介護予防事業につなげる
腎機能不良かつ医療機関への受診がない者に受診勧奨を行い、透析を
予防する

健康状態
不明者

健康状態不明者に対するアウトリーチ等により健康状態等を把握し、
必要な支援を行う

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