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【参考資料4-2】ヒアリング団体意見(諸計画との連携) (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28143.html |
出典情報 | 循環器病対策推進協議会(第9回 9/28)《厚生労働省》 |
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第9回循環器病対策推進協議会 各団体意見(全体版)
②関係する諸計画との連携について
【特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会】
①第8次医療計画の救急医療、地域医療構想、地域医療全体を視野に入れた役割分担に関連する事項
として、地域急性期病院間での循環器救急患者画像連携システムを構築し、急性心筋梗塞や大動脈緊
急症など緊急を要する疾患に対してDoor to intervention timeを短縮し、効率のよい急性期医療の実
現を推進するとともに、緊急を要さない搬送を回避する。
②第8次医療計画の医療機能の分化・連携の重要性、地域医療全体を視野に入れた役割分担、医師等
の医療従事者の適正配置や医師の働き方改革に関連する事項として、循環器外科領域で最も多診療科
多職種の医療従事者を必要とする大動脈緊急症拠点病院および小児心臓外科拠点病院の適正人員の確
保とそのための施策を求める。
③第8次医療計画のマンパワー確保や医師の働き方改革に関連する事項として、循環器疾患に対する
専門的知識および技術を備え、ICU管理や手術補助などを実施できる特定看護師やNurse
practitionar(NP)育成のさらなる推進およびそのキャリア支援に関する施策を求める。
【日本心臓ペースメーカー友の会】
・「『基本計画』4.個別施策」(1)循環器病の予防や正しい知識の普及啓発(取り組むべき施
策)について
「学校における教育も含めた」とあるが、関係省庁に対しカリキュラムの再構築等、具体的な計画
提案の姿勢を示すことはできないか。
・(2)⑤リハビリテーション等の取組(取り組むべき施策)について
心血管疾患患者のリハビリテーションプログラムに関する認識は依然として低い。ベッドで目を覚
した時点で根拠なく「回復」を確信し、これから辿る道のりを考えるには至らない。リハビリの必要
性と有効性を論じる多職種連携体制による具体的検討には、先ず、丁寧な患者(家族)への意識教育が
必須と考える。
【日本製薬工業協会 研究開発委員会】
・第8次医療計画では、がん医療体制として新たな治療法の開発が期待できるゲノム医療の推進につ
いて記載されています。ゲノム医療推進に関しては、国民の理解を得た上で、医療情報、さらには健
康情報・ゲノム・オミックス情報等を連結して健康医療ビッグデータを構築し実診療に還元する「1.5
次利用」、さらには多くのステークホルダーによる「2 次利用」を推進することは大変重要であると
考えています。現在進められている”データヘルス改革”や”全ゲノム解析等実行計画 2022(仮称)”に
基づくデータ連携や体制づくりを参照し、循環器領域の疾患に関しても様々な健康医療情報が連結さ
れた健康医療データベースの構築とその利活用が可能になることを期待します。
・循環器病と心疾患や脳卒中の関連性は多くの研究がなされていますが、認知症を含む神経・精神疾
患との関連性も、データヘルス改革に基づき、RWD等も踏まえて、予防視点で循環器病介入について
検証していくことが重要と考えます。
・循環器病のような慢性疾患こそRWD/RWEが重要で、大規模なイベント試験を回避しうる健康医療
データベース基盤づくりを進めていただければと思います。
・電子カルテデータの標準化や医療機関間のデータ連携等の医療DXの推進は、循環器領域の診療(救
急医療含む)や研究開発にも資するものであり、それらとの連携を推進すべきと考えます。
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②関係する諸計画との連携について
【特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会】
①第8次医療計画の救急医療、地域医療構想、地域医療全体を視野に入れた役割分担に関連する事項
として、地域急性期病院間での循環器救急患者画像連携システムを構築し、急性心筋梗塞や大動脈緊
急症など緊急を要する疾患に対してDoor to intervention timeを短縮し、効率のよい急性期医療の実
現を推進するとともに、緊急を要さない搬送を回避する。
②第8次医療計画の医療機能の分化・連携の重要性、地域医療全体を視野に入れた役割分担、医師等
の医療従事者の適正配置や医師の働き方改革に関連する事項として、循環器外科領域で最も多診療科
多職種の医療従事者を必要とする大動脈緊急症拠点病院および小児心臓外科拠点病院の適正人員の確
保とそのための施策を求める。
③第8次医療計画のマンパワー確保や医師の働き方改革に関連する事項として、循環器疾患に対する
専門的知識および技術を備え、ICU管理や手術補助などを実施できる特定看護師やNurse
practitionar(NP)育成のさらなる推進およびそのキャリア支援に関する施策を求める。
【日本心臓ペースメーカー友の会】
・「『基本計画』4.個別施策」(1)循環器病の予防や正しい知識の普及啓発(取り組むべき施
策)について
「学校における教育も含めた」とあるが、関係省庁に対しカリキュラムの再構築等、具体的な計画
提案の姿勢を示すことはできないか。
・(2)⑤リハビリテーション等の取組(取り組むべき施策)について
心血管疾患患者のリハビリテーションプログラムに関する認識は依然として低い。ベッドで目を覚
した時点で根拠なく「回復」を確信し、これから辿る道のりを考えるには至らない。リハビリの必要
性と有効性を論じる多職種連携体制による具体的検討には、先ず、丁寧な患者(家族)への意識教育が
必須と考える。
【日本製薬工業協会 研究開発委員会】
・第8次医療計画では、がん医療体制として新たな治療法の開発が期待できるゲノム医療の推進につ
いて記載されています。ゲノム医療推進に関しては、国民の理解を得た上で、医療情報、さらには健
康情報・ゲノム・オミックス情報等を連結して健康医療ビッグデータを構築し実診療に還元する「1.5
次利用」、さらには多くのステークホルダーによる「2 次利用」を推進することは大変重要であると
考えています。現在進められている”データヘルス改革”や”全ゲノム解析等実行計画 2022(仮称)”に
基づくデータ連携や体制づくりを参照し、循環器領域の疾患に関しても様々な健康医療情報が連結さ
れた健康医療データベースの構築とその利活用が可能になることを期待します。
・循環器病と心疾患や脳卒中の関連性は多くの研究がなされていますが、認知症を含む神経・精神疾
患との関連性も、データヘルス改革に基づき、RWD等も踏まえて、予防視点で循環器病介入について
検証していくことが重要と考えます。
・循環器病のような慢性疾患こそRWD/RWEが重要で、大規模なイベント試験を回避しうる健康医療
データベース基盤づくりを進めていただければと思います。
・電子カルテデータの標準化や医療機関間のデータ連携等の医療DXの推進は、循環器領域の診療(救
急医療含む)や研究開発にも資するものであり、それらとの連携を推進すべきと考えます。
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