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(参考資料2)第8次医療計画等に関する検討会及び各WGにおける主な意見の整理 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00028.html |
出典情報 | 医療介護総合確保促進会議(第17回 9/30)《厚生労働省》 |
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1.2040年を⾒据えた医療提供体制の在り⽅
【地域医療構想関係】
(第3回地域医療構想及び医師確保計画に関するWG(R4.3.2))
・
地域医療構想について、2025年で⼀旦完結するという感覚で議論が進んでいる地域があることを危惧している。国
として、地域医療構想は2025年で完結するものではなく、次なる協議をするべきだということを示していただきたい。
・
病床機能報告制度は、病床機能の考え⽅を整理して⾒込みを⽴てるべき。⾒込みを⽴てるとすると2040年までとす
るか、間にワンポイント置くか、それによってもやり方が変わる。また、国⺠に分かりやすい制度にするためには、
病床機能ではなく、病院機能に変えるべきではないか。例えば新潟では、「⾼度な医療を⽀える病院」「救急拠点
型」「地域密着型」という分け方をしており、こういう考え⽅で整理した⽅が住⺠から⾒ても分かりやすい。
・
今後、⾼齢者の死亡数の急増が⾒込まれるが、高齢者世帯の多くは、⽼⽼介護や独居であるため、地域に根ざした
医療機関が看取り機能を発揮することが求められる。その中で、地域医療構想のいずれの病床機能が、高齢者の看取
り機能を担うのか検討していく必要がある。
・
2025年以降、限られた医療⼈材の資源で必要な⼊院医療を効率的に提供するためにも、今の中小規模の病院を地域
に散在させて医療⼈材も散在させるということではなくて、地域の中核的な病院に集約して機能を強化していくとい
うことが、地域の人口減少への対応、かつコロナ対応にもつながるのではないか。地域医療構想については、2025年
以降も検討は続いていくだろうが、地域医療構想調整会議の中で話し合って⾃主的に決めていくやり⽅を継続してい
くのか。今までの実態を踏まえ、全国⼀律に協議が⾏われるよう、2025年以降の協議の在り⽅についても検討を開始
していくべきではないか。
・
これまで、地域医療構想に関しては、医療サービスの需要サイドの⾼齢化が中⼼に述べられてきたが、2040年以降
は、医療従事者等の供給サイドの⾼齢化が深刻となる。中山間地では既にそうしたことが問題になってきており、そ
ういった地域で必要とされるのは、⾊々な場⾯で診療ができる総合診療医である。一方、医学教育の方向性は専門
化・⾼度化に進んでいるので、そのこととのギャップを埋める必要がある。また、ローテーションを組んでへき地診
療に当たるような仕組みも必要になってくるのではないか。
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【地域医療構想関係】
(第3回地域医療構想及び医師確保計画に関するWG(R4.3.2))
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地域医療構想について、2025年で⼀旦完結するという感覚で議論が進んでいる地域があることを危惧している。国
として、地域医療構想は2025年で完結するものではなく、次なる協議をするべきだということを示していただきたい。
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病床機能報告制度は、病床機能の考え⽅を整理して⾒込みを⽴てるべき。⾒込みを⽴てるとすると2040年までとす
るか、間にワンポイント置くか、それによってもやり方が変わる。また、国⺠に分かりやすい制度にするためには、
病床機能ではなく、病院機能に変えるべきではないか。例えば新潟では、「⾼度な医療を⽀える病院」「救急拠点
型」「地域密着型」という分け方をしており、こういう考え⽅で整理した⽅が住⺠から⾒ても分かりやすい。
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今後、⾼齢者の死亡数の急増が⾒込まれるが、高齢者世帯の多くは、⽼⽼介護や独居であるため、地域に根ざした
医療機関が看取り機能を発揮することが求められる。その中で、地域医療構想のいずれの病床機能が、高齢者の看取
り機能を担うのか検討していく必要がある。
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2025年以降、限られた医療⼈材の資源で必要な⼊院医療を効率的に提供するためにも、今の中小規模の病院を地域
に散在させて医療⼈材も散在させるということではなくて、地域の中核的な病院に集約して機能を強化していくとい
うことが、地域の人口減少への対応、かつコロナ対応にもつながるのではないか。地域医療構想については、2025年
以降も検討は続いていくだろうが、地域医療構想調整会議の中で話し合って⾃主的に決めていくやり⽅を継続してい
くのか。今までの実態を踏まえ、全国⼀律に協議が⾏われるよう、2025年以降の協議の在り⽅についても検討を開始
していくべきではないか。
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これまで、地域医療構想に関しては、医療サービスの需要サイドの⾼齢化が中⼼に述べられてきたが、2040年以降
は、医療従事者等の供給サイドの⾼齢化が深刻となる。中山間地では既にそうしたことが問題になってきており、そ
ういった地域で必要とされるのは、⾊々な場⾯で診療ができる総合診療医である。一方、医学教育の方向性は専門
化・⾼度化に進んでいるので、そのこととのギャップを埋める必要がある。また、ローテーションを組んでへき地診
療に当たるような仕組みも必要になってくるのではないか。
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