よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(参考資料2)第8次医療計画等に関する検討会及び各WGにおける主な意見の整理 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00028.html
出典情報 医療介護総合確保促進会議(第17回 9/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

救急医療機関の役割
【第二次医療機関・第三医療機関の役割】


2040年に向け、どのような疾患の救急患者が増えるかという予測データを地域毎に提供し、この予測データに即し
て、どのような医療機関が必要なのかについて地域医療構想や医療計画で考える必要があるのではないか。



初期・第二次・第三次救急医療機関が、それぞれどのような役割を担っていくのかを地域の実情に応じて考えるた
めに、いくつかのモデル・パターンを示すのがよいのではないか。



新型コロナウイルス感染症対応の中でできた、医療機関の役割についての会議体や仕組みが、今後の初期・第二
次・第三次医療機関の役割等を考えていく上で活⽤できるのではないか。



二次と三次の役割分担をしていくためには、⼆次病院の充実度を評価し、体制の整っている医療機関に何らかの財
政的な支援をすることが必要ではないか。



⾼齢者医療をどうするかというのが今後の救急のポイントであり、高齢者をどこで診ていくのかを検討すべきでは
ないか。



地域包括ケア病床などを持っているようなところは救急をやることが義務づけられており、亜急性期をみるような
救急という概念も今後は必要ではないか。



第⼆次救急医療機関が対応することが多い⾼齢者救急が増加していく中で、第三次救急医療機関がどのような役割
をするのか再検討することが必要ではないか。



高齢者の救急患者・救急搬送、特に軽症・中等症の患者が増加する中で、軽症・中等症だけではなく、症状・症
候・診断名不明確が増加している。重症だけではなく、多様化する複数疾患合併例または診断困難事例について、第
⼆次救急医療機関での受け入れが難しい場合は第三次救急医療機関でバックアップすることが必要ではないか。



第三次救急医療機関に搬送される患者の中には、第⼆次救急医療機関で対応可能と思われる患者が多く含まれてい
ることから、第三次救急医療機関の負担を軽減するためには、救急搬送のルールについて検討することが必要ではな
いか。



⾼次の救急医療機関からの下り搬送を促進するため、病院間の搬送システムの構築と、病院間の日常の連携が必要
ではないか。

45