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資料1-3-2          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html
出典情報 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》
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専門家による評価【令和4年10月7日時点】

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

死因等
(報告者による見解・考察等)
ロット番号

接種回数

基礎疾患等
報告書上の記載

報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

他要因の可能性
の有無
ワクチンと死亡との
(報告医評価)
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和4年11月11日時点】
評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

末梢循環不全
白血病

30注3

21歳



2021年8月29日

2021年9月6日

3005235

1回目

8月29日夜から発熱、30日から頭痛
と腰痛、9月1日から嘔気と食思不
振、9月上旬には脱水、腎不全、代謝
性アシドーシス、肝障害が発現、6日
搬送先医療機関来院時に、搬送先
医療機関にて白血病と判断

末梢循環不全、白血病、脱水、腎不 脱水
全、代謝性アシドーシス、肝障害、多
臓器不全症候群、播種性血管内凝
腎不全


※搬送先医療機関からの報告内容
代謝性アシドーシス
に基づく
(〜2/18の情報に基づく(集計・専門
家評価期間(〜1/23)後に報告され
(〜2/18の情報に基づく(集計・専門
肝障害
た内容))
家評価期間(〜1/23)後に報告され
た内容))

評価不能(接種
有(血液疾患関
医療機関、搬送
与の可能性あ
先医療機関とも
り、との情報あ
に)
り)(接種医療機
(〜2/18の情報に
関)
基づく(集計・専門 関連あり(搬送
家評価期間(〜
先医療機関)
有(来院時に白
1/23)後に報告さ
血病と判断)(搬
れた内容))
(〜10/22の情
送先医療機関)
報に基づく)
不明
→血液検査

γ

21歳、男性で、COVID19ワクチンモデルナを投与後8日目に
死亡。本剤投与前から微熱があり、医療機関受診した際に
単球性白血病、多臓器不全、DICの状態であった。詳細な
情報がなく、評価が困難と判断する。

γ

21歳、男性で、COVID19ワクチンモデルナを投与後8日目に
死亡。本剤投与前から微熱があり、医療機関受診した際に
単球性白血病、多臓器不全、DICの状態であった。詳細な
情報がなく、評価が困難と判断する。

※〜9/2から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

本症例の2回目の接種に使用されたワクチンは、異物混入
が確認されたロットと同時期に同設備で製造されたことによ
り使用を見合わせられたロットである。剖検の結果、急死を
示唆する所見の他に死因となりうる明らかな疾病、外傷は
認めないことから、致死性不整脈などの心機能異常により
心臓性急死したと考えられると報告されている。死因を特定
することはできず、ワクチンと死亡との因果関係については
評価不能である。使用ロットに異物混入があったとした場合
に異物が本症例の死亡に与えた影響についても同様に評
価不能である。

本症例の2回目の接種に使用されたワクチンは、異物混入
が確認されたロットと同時期に同設備で製造されたことによ
り使用を見合わせられたロットである。剖検の結果、急死を
示唆する所見の他に死因となりうる明らかな疾病、外傷は
認めないことから、致死性不整脈などの心機能異常により
心臓性急死したと考えられると報告されている。死因を特定
することはできず、ワクチンと死亡との因果関係については
評価不能である。使用ロットに異物混入があったとした場合
に異物が本症例の死亡に与えた影響についても同様に評
価不能である。

多臓器機能不全症候群
播種性血管内凝固

31

49歳



2021年8月11日

2021年8月12日

3004734

2回目

そばアレルギー、完全右脚ブロック
(健康診断で指摘、経過観察中)
不明
死後約8時間の深部体温35℃より、 →致死性不整脈などの心機能異常
死亡時に高体温であったと考えられ により心臓性急死
た。
(〜10/1の情報に基づく)
(〜10/22の情報に基づく)

不整脈

死亡時画像診断
(CT)、解剖(急死
を示唆する高度な
溢血点・諸臓器の
うっ血・暗赤色流
動心血あり。心房
評価不能
中隔欠損、胸腺の
残存あり、その他
特記所見なし。)

有(心臓性急
死、発熱性疾患
など→致死性不
整脈など)

γ

(〜10/1の情報
に基づく)

(〜10/22の情報
に基づく)

32

45歳



2021年7月30日

2021年8月20日

3004221

2回目

高血圧、動脈硬化
8月3日に意識障害で搬送

椎骨動脈解離瘤破裂による脳幹損


動脈瘤破裂

γ

※〜9/2から変更なし。

頭部CT(急性水頭
症とくも膜下出
血)、脳血管撮影
(両側椎骨動脈解
評価不能
離瘤)

有(高血圧、動
脈硬化)

γ

不明

γ

両側椎骨動脈瘤であるが、報告の情報では判断できない
※〜9/2から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

γ

両側椎骨動脈瘤であるが、報告の情報では判断できない
※〜9/2から変更なし。

(〜10/22の情報
に基づく)

33

51歳



2021年8月13日

2021年8月19日

3004228

2回目

高血圧、肥満、糖尿病、心電図異
常、心筋梗塞後
急性心筋梗塞
8月13日の帰宅後に気分不良あり、
14日に意識障害で入院。

急性心筋梗塞

脳出血

34

55歳



2021年8月31日

2021年9月9日

3005288

1回目

脳出血(2013年)、高血圧症
9月1日から39℃の発熱あり、9月4日
に血小板2.7万を指摘され、6日に入
院。入院時に四肢末端に多数の紫
斑あり。

右前頭葉皮質下出血、多発脳梗塞
※「血栓症(血栓塞栓症を含む。)
(血小板減少症を伴うものに限る。)」
疑いとして報告
脳梗塞

35

40歳



2021年7月24日

2021年7月27日

3004221

2回目

不明
→7月25〜26日に39℃近い発熱あ
り。
2017年5月26日より、抗HIV治療のた
めデシコビ配合錠HT、テビケイ錠を
内服していた。高脂血症、高尿酸血
虚血性心不全
症、薬物アレルギー、魚介類アレル
ギー。
(〜2/18の情報に基づく(集計・専門
家評価期間(〜1/23)後に報告され
た内容))

不明

不明

頭部CT、血液検
査(白血球数
11150、血小板数
3.4万、CRP
19.39、D-ダイマー 関連あり
2.4)

有(脳出血の既
往あり)

γ

(〜10/22の情報
に基づく)

臨床症状として意識障害のみで、急性心筋梗塞と診断する
ための情報がない。

γ

臨床症状として意識障害のみで、急性心筋梗塞と診断する
ための情報がない。

※〜9/2から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

血小板減少を認めます。
頭部CTによる画像所見において血栓症が確認されていま
す。

血小板減少を認めます。
頭部CTによる画像所見において血栓症が確認されていま
す。

脳出血の既往がある55歳の男性。ワクチン接種後に発熱
及び意識障害を認め、緊急搬送された際に、血小板減少
(2.7万/uL)を認め、頭部CTにおいて、右前頭葉皮質下出
血及び多発性脳梗塞(右後頭葉、左放線冠、左小脳)を認
めていることから、ブライトン分類を「2」と評価します。

脳出血の既往がある55歳の男性。ワクチン接種後に発熱
及び意識障害を認め、緊急搬送された際に、血小板減少
(2.7万/uL)を認め、頭部CTにおいて、右前頭葉皮質下出
血及び多発性脳梗塞(右後頭葉、左放線冠、左小脳)を認
めていることから、ブライトン分類を「2」と評価します。

γ

ワクチン接種と死亡との因果関係については、TTSを含め
た血小板減少をきたす血液疾患を鑑別するための情報が
不足しているため困難です。

ワクチン接種と死亡との因果関係については、TTSを含め
た血小板減少をきたす血液疾患を鑑別するための情報が
不足しているため困難です。

※〜9/2から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

心筋虚血
解剖(心肥大、左
前下行枝に最大
75-90%狭窄を伴う
評価不能
冠状動脈硬化症、
肺うっ血水腫所見
より診断)
心不全

8

有(冠状動脈硬
化症)

γ

時系列的には因果関係があるようにみえる。積極的な肯定
はできないが否定もできない。
※〜9/2から変更なし。

γ

時系列的には因果関係があるようにみえる。積極的な肯定
はできないが否定もできない。
※〜9/2から変更なし。

症例No