財務省関係予算のポイント
令和５年度予算編成の基本的な考え方

不正薬物等への対応を含む水際取締りの厳格化や「農林水産物・食品の輸出拡
大実行戦略」に適切に対処するため、
・税関における体制整備
・日本産酒類の海外販路拡大や認知度向上に向けた取組等の輸出促進施策
などの予算に重点配分。

項

目

財務省関係
（行政経費）
（注）

＜

令和４年度

令和５年度

＜９,７６０＞
８,６６６

＜９,９９０＞
８,９０２

（単位：億円）
４’→ ５’増 減
＜＋２３０（＋２．４％）＞
＋２３６（＋２．７％）

＞の金額には、デジタル庁への一括計上分が含まれている。

◆予算のポイント
１

税関における水際取締強化への対応

―不正薬物、銃砲、テロ関連物資等のいわゆる社会悪物品等の水際取締りの厳格化と迅速な
通関を確保するため、取締・検査機器等の整備を図る。
令和４年度
令和５年度
○ 税関治安対策経費
１２０．７億円 ⇒１２２．０億円 （＋１．０％）
※

令和４年度２次補正予算において、円滑かつ厳格な税関体制の整備経費（１７．７億円）を
計上。

２

酒類業振興関係予算

―「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」に基づき、日本産酒類の輸出促進施策を実施す
るとともに、国内外の新市場創造に向けた取組を実施する。
令和４年度
令和５年度
○ 日本産酒類の新市場創造・輸出
１４．２億円 ⇒ １４．６億円 （＋２．８％）
促進事業費
○ 清酒製造業近代化事業費
６．０億円 ⇒
６．２億円 （＋３．４％）
○ 酒類総合研究所運営費交付金
１０．１億円 ⇒
９．７億円 （▲４．２％）
計
３０．３億円 ⇒ ３０．５億円 （＋０．６％）
※

令和４年度２次補正予算において、酒類事業者の海外販路開拓・ブランディングや酒蔵ツー
リズムでの訪日外国人による海外需要の開拓支援（７．０億円）、日本産酒類輸出加速化のた
めの需要開拓・海外販路拡大（６．２億円）及び独立行政法人酒類総合研究所施設整備費（１．
０億円）を計上。

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