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資料3:【行政説明】保険者の予防・健康づくりについて(厚生労働省保険局医療介護連携政策課医療費適正化対策推進室) (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30129.html |
出典情報 | 地域・職域連携推進関係者会議(令和4年度 1/19)《厚生労働省》 |
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長野県
(長野市)
令和3年4月時点人口
市町村国民健康保険健康長寿支援
(地域・職域連携推進)モデル事業
372,080人
うち65歳以上高齢者人口
111,705人( 30.0 %)
国保被保険者数
71,455人
■ 事業目的
■ 先進的なポイント
〇 被用者保険・国保・後期など保険者のデータ分析結果に基づき、各保険者が主体
的に実施する保健事業を一体的に提供する体制を構築する必要がある。
〇 各保険者の連携体制を構築し、健康寿命の延伸と社会保障費の適正化を目指す。
KDBシステムを活用し、国保加入時から後期高齢者医療加入後までの健康課題を明確
化する。その課題について、国保を中心に、生涯を通じた健康増進の支援体制を構築す
る。
■ 事業内容
■ 結果及び効果
【目的】被用者保険~国保~後期高齢者医療の
継続した保健事業の提供体制の構築
① データ分析に基づく保健
事業のPDCAサイクルの取組
みを推進
② データ分析に基づく保健
事業の実施 ~退職世代の国保
● 国保及び後期の健診・医
療・介護データの分析によ
る健康課題の明確化
➡ 県内19市との比較や、
市内32地区別の比較等に
より、市及び地区の健康課
題を明確にする。
国保・後期高齢者 700事例の分析
加入者への取組~
● 700事例の分析結果から
ポピュレーションアプロー
チに活用できる内容の整理
● 健康増進事業実施者連絡
会開催(5団体 17部門 参加)
➡ ⾧野市の健康課題を、成
人を担当する健康増進事業
実施者と共有することで、
連携体制を構築する。
● 分析結果に基づき、『高
血圧』着目した健康づくり
情報の提供(セミナー開催、
リーフレット制作)
➡ 市商工会議所等関係団体
を通じて事業所等の退職世
代の国保加入者へ情報提供
<⾧野県支援・⾧野市実施>
<⾧野県(⾧野市共同)実施>
国保ヘルスアップ(支援)事業先進的モデル事業
〇 健診・医療・介護のデータを分析した結果、長野市では働き盛り世代から、高
血圧が放置されている
介護認定者(脳血管疾患)
ことにより、若い世代(前期
40~64歳
65~74歳
75歳~
高齢者)からも脳血管疾患
県全体
11.6
10.8
43.3
を発症する者が多いことが
明確となった。
⾧野市
15.2
12.7
49.4
〇 さらに、BMI25以上の割合が75歳からよりも高く、塩分摂取量が多いこと等、
高血圧解決に向けた課題があることがわかった。
〇 健康増進事業実施者連絡会では、これらの課題を共有したことにより、職域や、
働き盛り世代が加入する協会けんぽと共通の課題であること、働き盛り世代から、
介護予防を意識した健康増進事業の実施の必要性について認識を共有すること
ができ、その後の各種会議で高血圧や脳血管疾患の予防対策に関する議論に
つなげることができた。
★ 職域、協会けんぽと国保は共通の課題であること、また働き盛り世代から介
護予防を意識した健康増進事業の実施の必要性を共有
➡ 各団体における高血圧や脳血管疾患の予防対策に関する議論に発展
■ 他の自治体が参考にできるポイント
国保のデータ、後期高齢者医療制度のデータを一体的に見ることにより、世代ご
とに解決すべき健康課題が明確となり、具体的な対策につながる。
https://www.mhlw.go.jp/content/000985597.pdf
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(長野市)
令和3年4月時点人口
市町村国民健康保険健康長寿支援
(地域・職域連携推進)モデル事業
372,080人
うち65歳以上高齢者人口
111,705人( 30.0 %)
国保被保険者数
71,455人
■ 事業目的
■ 先進的なポイント
〇 被用者保険・国保・後期など保険者のデータ分析結果に基づき、各保険者が主体
的に実施する保健事業を一体的に提供する体制を構築する必要がある。
〇 各保険者の連携体制を構築し、健康寿命の延伸と社会保障費の適正化を目指す。
KDBシステムを活用し、国保加入時から後期高齢者医療加入後までの健康課題を明確
化する。その課題について、国保を中心に、生涯を通じた健康増進の支援体制を構築す
る。
■ 事業内容
■ 結果及び効果
【目的】被用者保険~国保~後期高齢者医療の
継続した保健事業の提供体制の構築
① データ分析に基づく保健
事業のPDCAサイクルの取組
みを推進
② データ分析に基づく保健
事業の実施 ~退職世代の国保
● 国保及び後期の健診・医
療・介護データの分析によ
る健康課題の明確化
➡ 県内19市との比較や、
市内32地区別の比較等に
より、市及び地区の健康課
題を明確にする。
国保・後期高齢者 700事例の分析
加入者への取組~
● 700事例の分析結果から
ポピュレーションアプロー
チに活用できる内容の整理
● 健康増進事業実施者連絡
会開催(5団体 17部門 参加)
➡ ⾧野市の健康課題を、成
人を担当する健康増進事業
実施者と共有することで、
連携体制を構築する。
● 分析結果に基づき、『高
血圧』着目した健康づくり
情報の提供(セミナー開催、
リーフレット制作)
➡ 市商工会議所等関係団体
を通じて事業所等の退職世
代の国保加入者へ情報提供
<⾧野県支援・⾧野市実施>
<⾧野県(⾧野市共同)実施>
国保ヘルスアップ(支援)事業先進的モデル事業
〇 健診・医療・介護のデータを分析した結果、長野市では働き盛り世代から、高
血圧が放置されている
介護認定者(脳血管疾患)
ことにより、若い世代(前期
40~64歳
65~74歳
75歳~
高齢者)からも脳血管疾患
県全体
11.6
10.8
43.3
を発症する者が多いことが
明確となった。
⾧野市
15.2
12.7
49.4
〇 さらに、BMI25以上の割合が75歳からよりも高く、塩分摂取量が多いこと等、
高血圧解決に向けた課題があることがわかった。
〇 健康増進事業実施者連絡会では、これらの課題を共有したことにより、職域や、
働き盛り世代が加入する協会けんぽと共通の課題であること、働き盛り世代から、
介護予防を意識した健康増進事業の実施の必要性について認識を共有すること
ができ、その後の各種会議で高血圧や脳血管疾患の予防対策に関する議論に
つなげることができた。
★ 職域、協会けんぽと国保は共通の課題であること、また働き盛り世代から介
護予防を意識した健康増進事業の実施の必要性を共有
➡ 各団体における高血圧や脳血管疾患の予防対策に関する議論に発展
■ 他の自治体が参考にできるポイント
国保のデータ、後期高齢者医療制度のデータを一体的に見ることにより、世代ご
とに解決すべき健康課題が明確となり、具体的な対策につながる。
https://www.mhlw.go.jp/content/000985597.pdf
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