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資料3:【行政説明】保険者の予防・健康づくりについて(厚生労働省保険局医療介護連携政策課医療費適正化対策推進室) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30129.html
出典情報 地域・職域連携推進関係者会議(令和4年度 1/19)《厚生労働省》
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■ みずほ健康保険組合(単一健保)
事業名 「若年層に対するトータルの生活習慣病対策 」
1.事業概要

・若年層全体に対し、コラボヘルスにより若年層から食事・運動習慣等を改善する健康増進アプリ(QOLism:キュオリズム)を推進
・若年層の生活習慣病リスク保有者に対する専門職による指導(糖尿病性腎症重症化予防、疾病予防支援)を推進
・歯科口腔衛生と生活習慣病に関する教育、意識向上を目的とした歯科保健事業(かんたん歯科チェック)を推進

2.対象者

・若年層の在職被保険者(かんたん歯科チェックは35歳で、被扶養配偶者も実施可能)

3.実施方法

・健保が各事業主から定期健診データ、外部健診機関から人間ドックデータを受領後、委託事業者に提供し、各保健事業を実施。
・健保と事業主間で「コラボヘルス推進に関する覚書」を締結、役割分担と個人情報の取扱いを記載し、協力体制を構築。
・健保、事業主、委託事業者の三位一体で若年層にトータルの生活習慣病対策のアプローチを実施。

4.事業の効果・ <行動変容>
・基本的な対策として、健康増進アプリ(QOLism)を活用し、自らの健診結果を知り、若年層から食事・運動習慣の改善を図る。
目標
目標:アプリ登録率 食事記録率 運動記録率の向上 実績:2021年11月から実施するため、今後設定
<生活習慣病リスク保有者の減少>
・専門職による指導(糖尿病性腎症重症化予防、疾病予防支援)を実施し、生活習慣病リスク保有者のリスク低減を図る。
目標:糖尿病性腎症重症化予防は腎症3→4期以降の進行を抑止、新規透析導入者ゼロ 実績:2020年度目標達成
目標:プログラム終了者の肥満解消 実績:2021年11月から実施するため、今後設定
<生活習慣病に関する意識向上>
・歯科口腔衛生と生活習慣病に関する教育として、歯科保健事業(かんたん歯科チェック)を実施し、若年層からの意識向上を図る。
目標:かんたん歯科チェック実施率 実績:2020年度29%を達成
5.今後の課題

<トータルの生活習慣病対策の成果(アウトカム)>
・40歳時点の特定保健指導該当率をアウトカムとし、それを減らすため、コラボヘルスで若年層に対する健康意識底上げを継続実施。
・上記のアウトカムを挙げるために、各保健事業の参加率等(アウトプット)を向上させることも課題。

6.健康保険組

・単一健保、約80事業所が加入、加入者数は約13.0万人(被保険者6.5万人、被扶養者6.5万人)。
・特定健保であり、特例退職者が加入、加入者は全国に居住。母体事業主(みずほフィナンシャルグループ他)が「健康経営銘柄(2018-2021)」に認定。
・健診結果等の分析はみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社に委託

合概要

40歳未満の事業主健診情報の活用事例集 https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001012006.pdf

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