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「令和4年版 救急・救助の現況」の公表 (9 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01shoubo01_02000656.html
出典情報 「令和4年版 救急・救助の現況」の公表(1/18)《総務省消防庁》
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2.救助業務の実施状況
令和3年中における全国の救助活動の状況は、救助出動件数9万 9,395 件(対前年比 5,406 件増、
5.8%増)
、救助活動件数6万 3,198 件(同 3,221 件増、5.4%増)
、救助人員5万 9,861 人(同 1,909
人増、3.3%増)であり、前年と比較して救助出動件数、救助活動件数及び救助人員はいずれも増加
している(表 13 参照)

表13 救助出動・活動件数及び救助人員の推移

区分

救助出動件数

救助活動件数

救助人員

件 数 対前年増減率 件 数 対前年増減率 人 員 対前年増減率
(件)
(%)
(件)
(%)
(人)
(%)



92,336
97,429
96,424
93,989
99,395

平成29年
平成30年
令和元年
令和2年
令和3年

2.5
5.5
▲ 1.0
▲ 2.5
5.8

56,315
61,507
61,340
59,977
63,198

▲ 1.5
9.2
▲ 0.3
▲ 2.2
5.4

57,664
63,836
63,670
57,952
59,861

▲ 0.5
10.7
▲ 0.3
▲ 9.0
3.3

1)救助出動件数
令和3年中においては、
「風水害等自然災害事故」が505件(対前年比222件減、30.5%減)

「水
難事故」が3,783件(同159件減、4.0%減)と減少する一方で、
「建物等による事故」が4万2,109
件(同3,118件増、8.0%増)と増加している(表14参照)

過去 20 年における事故種別の救助出動件数の構成比の5年ごとの推移をみると、
「火災」及び
「交通事故」は減少している一方で、
「建物等による事故」は年々増加している(図 15 参照)

令和3年中における救助出動件数全体の構成比は、
「建物等による事故」が全体の 42.4%を占
め、最多の事故種別となっている。次いで「交通事故」21.1%、
「水難事故」3.8%、
「火災」
3.7%の順となっている(表 14、図 15 参照)

表14 事故種別の救助出動件数対前年比
事故種別
火災
交通事故
水難事故
風水害等自然災害事故

機械による事故
建物等による事故
ガス及び酸欠事故

破裂事故
その他
合 計

令和3年中
出動件数
構成比(%)
3,662
3.7
20,925
21.1
3,783
3.8
505
0.5
1,549
1.6
42,109
42.4
775
0.8
3
0.0
26,084
26.2
99,395
100

(単位:件)
令和2年中
出動件数
構成比(%)
3,515
3.7
20,292
21.6
3,942
4.2
727
0.8
1,604
1.7
38,991
41.5
651
0.7
5
0.0
24,262
25.8
93,989
100

※割合の算出に当たっては、端数処理(四捨五入)のため、割合の合計は 100%にならない場合がある。

8

対前年比
増減数
増減率(%)
147
4.2
633
3.1
▲ 159
▲ 4.0
▲ 222
▲ 30.5
▲ 55
▲ 3.4
3,118
8.0
124
19.0
▲2
▲ 40.0
1,822
7.5
5,406
5.8