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08【参考資料2】新型コロナワクチンに関する資料 (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31559.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第45回 3/7)《厚生労働省》 |
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表Ⅲ-4-6
文献
評価項目
ワクチン有効性
番号
ワクチン種類
(VE(95%CI))
①
入院予防効果
VE: 81%
(調整 HR
者を除外;3 か月以内にワクチン接種歴もしくは新型コロナウイルス感染歴のある
0.19(95%CI: 0.08–0.43))
者、初回シリーズ 2 回接種未完了者。解析において、各対象者は 2 価ワクチン接種
VE: 86%
time bias を避けるため、接種状況変更後 7 日時点で未接種群から 2 価ワクチン追
加接種群に組み入れられた。従って、評価には接種後 14 日以上の観察期間を要す
(65 歳以上)
2 価ワクチン
60
後 7 日を起点に接種状況が 2 価ワクチン追加接種者と見なされ、さらに immortal
接種 7 日以降
死亡予防効果
後方視的コホート研究.イスラエル最大の保険組織 Clalit Health Services(*)に
出典
加入している 2 価ワクチン接種可能なすべての 65 歳以上を対象。ただし、以下の
(65 歳以上)
2 価ワクチン
研究概要
(調整 HR
る。多変量 Cox 比例ハザード回帰分析を用いて人口統計学的因子、併存疾患で調整
0.14(95%CI; 0.02–1.04))
したハザード比を求め、2 価ワクチン追加接種の入院および死亡との関連を評価し
接種 7 日以降
た。
全 622,701 名の参加者は、最終的に 70 日間の観察期間中に 2 価ワクチン追加接
種した群は 85,314 名(14%)、および対照群(2 価ワクチン追加未接種)537,387 名
として解析され、入院例は各群 6 名、297 名、死亡例は各群 1 名、73 名であった。
なお、対照群に比較して追加接種群で 75 歳以上、男性が多かった。また、2 価ワク
チン接種後観察期間の分布に関しては、接種後 28 日、35 日時点まで追跡された対
象者がそれぞれ 50,436 名、36,655 名であった。
(*65 歳以上国民の約 3 分の 2 が加入している)
(実施期間:2022 年 9 月 24 日~12 月 12 日、オミクロン株 BA.5 流行期)
実社会におけるデータ解析で 65 歳以上における 2 価ワクチンの入院予防効果、死亡予防効果はそれぞれ 81%、86%であった(最大観察期間接種後
70 日)。ただしいくつかの制約が示されており、そのひとつとして無症候性感染、自宅での抗原検査による新型コロナウイルス感染診断例はデータベ
ースに登録されておらず、解析には含まれていない。
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文献
評価項目
ワクチン有効性
番号
ワクチン種類
(VE(95%CI))
①
入院予防効果
VE: 81%
(調整 HR
者を除外;3 か月以内にワクチン接種歴もしくは新型コロナウイルス感染歴のある
0.19(95%CI: 0.08–0.43))
者、初回シリーズ 2 回接種未完了者。解析において、各対象者は 2 価ワクチン接種
VE: 86%
time bias を避けるため、接種状況変更後 7 日時点で未接種群から 2 価ワクチン追
加接種群に組み入れられた。従って、評価には接種後 14 日以上の観察期間を要す
(65 歳以上)
2 価ワクチン
60
後 7 日を起点に接種状況が 2 価ワクチン追加接種者と見なされ、さらに immortal
接種 7 日以降
死亡予防効果
後方視的コホート研究.イスラエル最大の保険組織 Clalit Health Services(*)に
出典
加入している 2 価ワクチン接種可能なすべての 65 歳以上を対象。ただし、以下の
(65 歳以上)
2 価ワクチン
研究概要
(調整 HR
る。多変量 Cox 比例ハザード回帰分析を用いて人口統計学的因子、併存疾患で調整
0.14(95%CI; 0.02–1.04))
したハザード比を求め、2 価ワクチン追加接種の入院および死亡との関連を評価し
接種 7 日以降
た。
全 622,701 名の参加者は、最終的に 70 日間の観察期間中に 2 価ワクチン追加接
種した群は 85,314 名(14%)、および対照群(2 価ワクチン追加未接種)537,387 名
として解析され、入院例は各群 6 名、297 名、死亡例は各群 1 名、73 名であった。
なお、対照群に比較して追加接種群で 75 歳以上、男性が多かった。また、2 価ワク
チン接種後観察期間の分布に関しては、接種後 28 日、35 日時点まで追跡された対
象者がそれぞれ 50,436 名、36,655 名であった。
(*65 歳以上国民の約 3 分の 2 が加入している)
(実施期間:2022 年 9 月 24 日~12 月 12 日、オミクロン株 BA.5 流行期)
実社会におけるデータ解析で 65 歳以上における 2 価ワクチンの入院予防効果、死亡予防効果はそれぞれ 81%、86%であった(最大観察期間接種後
70 日)。ただしいくつかの制約が示されており、そのひとつとして無症候性感染、自宅での抗原検査による新型コロナウイルス感染診断例はデータベ
ースに登録されておらず、解析には含まれていない。
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