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資料1 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況 (26 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》
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令和4年度

卒後臨床研修の効果的な実施のための調査検討事業

現状・⽬的



近年のチーム医療の進展や薬物療法の⾼度化・複雑化等に対応するため、臨床での実践的な対応が必要であること
から、薬剤師免許取得後に医療機関等における実地研修(以下「卒後研修」という。)の充実が求められている。



「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」※(以下「調査研究」という。)によると、⼤学病院等では独⾃のカ
リキュラムで卒後研修が実施されているが、その実施内容や養成する薬剤師は様々であり、卒後研修で必要とされ
るカリキュラムの考え⽅が存在せず、卒後研修が効果的に実施できていないことが課題としてあげられている。



卒後研修の現状、課題及び調査研究で検討された卒後研修プログラムの考え⽅等を踏まえ、卒後研修をモデル事業
として実施し、卒後研修の効果的な実施のための調査・検討を⾏うことにより、将来的な薬学教育における卒前の
臨床教育との連携を⾒据え、医療機関等において⽤いられる標準的な卒後研修カリキュラムの作成に繋げることを
⽬的する。
※厚⽣労働⾏政推進調査事業費補助⾦「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」(研究代表者︓⼭⽥清⽂ 名古屋⼤学医学部附属病院教授)

事業の概要



調査研究の「薬剤師の卒後研修プログラム(案)」及び「令和3年度卒後臨床研修の効果的な実施のための調査検
討事業」で得られた結果・課題を踏まえ、8つの地域ブロック(北海道、東北、関東甲信越、東海北陸、近畿、中
国、四国、九州沖縄)からそれぞれ1か所以上の医療機関等を選定し、卒後研修をモデル事業として実施する。



モデル事業の実施結果を踏まえ、医療機関等の規模・機能、医療機関-薬局連携等の各地域における卒後臨床研修
の実施体制、及び実施した卒後臨床研修プログラム等に関する課題の抽出を⾏うと共に、これらの課題を解決する
ための⽅策や卒後臨床研修の効果的な実施、卒前の臨床教育と卒後臨床研修の効果的な連携のあり⽅等について検
討を⾏う。また、検討結果を踏まえ、卒後臨床研修プログラムを含む卒後臨床研修の実施のためのガイドライン
(案)を策定する。
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