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資料1 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況 (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》 |
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薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)概要
●「薬剤師として求められる基本的な資質・能⼒」を⽣涯にわたって研鑽し獲得するため、6年制薬学教育で卒業時までに学ぶ基礎薬学、医療薬学、衛⽣薬学、臨床薬学
等の知識や技能を修め、薬剤師として社会で活躍できる能⼒の修得を⽬的に作成されている
● 薬剤師は、医薬品の製造、調剤、供給における任務を遂⾏し、適切に品質管理された医薬品を過不⾜なく効率的に国⺠に提供するとともに、広く薬事衛⽣、患者・⽣活
者の健康増進等に寄与する社会的責務を担うことが求められる
● 各⼤学が策定する「カリキュラム」のうち、全⼤学で共通して取り組むべき「コア」の部分であり、学修時間数の7割程度を⽬安としている(残り3割程度は、3つのポリシー
等に基づき各⼤学が⾃主的・⾃律的に編成)
● 令和4年度は、医療⼈として共通の価値観を共有すべく、医学・⻭学・薬学で同時に改訂
キャッチ
フレーズ
「未来の社会や地域を⾒据え、多様な場や⼈をつなぎ活躍できる医療⼈の養成」
⼈⼝減地域の
増加
⾼齢化率の
上昇
新興感染症・
災害リスクの増⼤
新規科学技
術の台頭
⼈⼝構造の変化、多疾患併存、多死社会、健康格差、増⼤する医療費、新興・
再興感染症や災害リスクなど様々な問題に直⾯し、これらの社会構造の変化は、年
を経るにつれ更なる激化が⾒込まれている。このように社会に多⼤な影響を与える出
来事を的確に⾒据え、多様な時代の変化や予測困難な出来事に柔軟に対応し、
⽣涯にわたって活躍し、社会のニーズに応える医療⼈の養成が必須である。
そのためには、医療者としての根幹となる資質・能⼒を培い、多職種で複合的な協
⼒を⾏い、多様かつ発展する社会の変化の中で活躍することが求められる。また、患
者や家族の価値観に配慮する観点や利他的な態度が重要である。さらには、ビッグ
データや⼈⼯知能(AI)を含めた医療分野で扱う情報は質も量も拡⼤・拡張して
おり、これらを適切に活⽤した社会への貢献も求められる。
薬学教育モデル・コア・カリキュラム 改訂の基本⽅針
1.⼤きく変貌する社会で活躍できる薬剤師を想定した教育内容
2.⽣涯にわたって⽬標とする「薬剤師として求められる基本的な資質・能⼒」を提⽰した新たなモ
デル・コア・カリキュラムの展開
3.各⼤学の責任あるカリキュラム運⽤のための⾃由度の向上
4.臨床薬学という教育体制の構築
5.課題の発⾒と解決を科学的に探究する⼈材育成の視点
6.医学・⻭学教育のモデル・コア・カリキュラムとの⼀部共通化
●「薬剤師として求められる基本的な資質・能⼒」を⽣涯にわたって研鑽し獲得するため、6年制薬学教育で卒業時までに学ぶ基礎薬学、医療薬学、衛⽣薬学、臨床薬学
等の知識や技能を修め、薬剤師として社会で活躍できる能⼒の修得を⽬的に作成されている
● 薬剤師は、医薬品の製造、調剤、供給における任務を遂⾏し、適切に品質管理された医薬品を過不⾜なく効率的に国⺠に提供するとともに、広く薬事衛⽣、患者・⽣活
者の健康増進等に寄与する社会的責務を担うことが求められる
● 各⼤学が策定する「カリキュラム」のうち、全⼤学で共通して取り組むべき「コア」の部分であり、学修時間数の7割程度を⽬安としている(残り3割程度は、3つのポリシー
等に基づき各⼤学が⾃主的・⾃律的に編成)
● 令和4年度は、医療⼈として共通の価値観を共有すべく、医学・⻭学・薬学で同時に改訂
キャッチ
フレーズ
「未来の社会や地域を⾒据え、多様な場や⼈をつなぎ活躍できる医療⼈の養成」
⼈⼝減地域の
増加
⾼齢化率の
上昇
新興感染症・
災害リスクの増⼤
新規科学技
術の台頭
⼈⼝構造の変化、多疾患併存、多死社会、健康格差、増⼤する医療費、新興・
再興感染症や災害リスクなど様々な問題に直⾯し、これらの社会構造の変化は、年
を経るにつれ更なる激化が⾒込まれている。このように社会に多⼤な影響を与える出
来事を的確に⾒据え、多様な時代の変化や予測困難な出来事に柔軟に対応し、
⽣涯にわたって活躍し、社会のニーズに応える医療⼈の養成が必須である。
そのためには、医療者としての根幹となる資質・能⼒を培い、多職種で複合的な協
⼒を⾏い、多様かつ発展する社会の変化の中で活躍することが求められる。また、患
者や家族の価値観に配慮する観点や利他的な態度が重要である。さらには、ビッグ
データや⼈⼯知能(AI)を含めた医療分野で扱う情報は質も量も拡⼤・拡張して
おり、これらを適切に活⽤した社会への貢献も求められる。
薬学教育モデル・コア・カリキュラム 改訂の基本⽅針
1.⼤きく変貌する社会で活躍できる薬剤師を想定した教育内容
2.⽣涯にわたって⽬標とする「薬剤師として求められる基本的な資質・能⼒」を提⽰した新たなモ
デル・コア・カリキュラムの展開
3.各⼤学の責任あるカリキュラム運⽤のための⾃由度の向上
4.臨床薬学という教育体制の構築
5.課題の発⾒と解決を科学的に探究する⼈材育成の視点
6.医学・⻭学教育のモデル・コア・カリキュラムとの⼀部共通化