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資料1 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況 (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》 |
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卒後臨床研修の効果的な実施体制の構築
1 事業の⽬的
令和5年度当初予算案(令和4年度当初予算額)︓18百万円(18百万円)
医療現場における薬剤師の業務については、近年のチーム医療の進展や薬物療法の⾼度化・複雑化等に対応するため、臨床での実践的な対応が必
要であることから、薬剤師免許取得後に医療機関等における実地研修(以下「卒後研修」という。)の充実が求められている。(「薬剤師の養成及
び資質向上等に関する検討会 とりまとめ」(令和3年6⽉30⽇))
令和元年度から実施している研究班※による成果も踏まえ、全国的に⽤いられる共通のカリキュラムに関する検討は⾏われてきたが、研修実施施
設の質の確保(研修指導者、実施体制を含む施設要件、評価体制など)や卒後研修の効果検証のための⽅策等については⼗分な検討がなされておら
ず、課題となっている。
このことから、将来的な制度化も⾒据え、卒後研修の実施するに当たって、その質を担保するための施設要件、評価体制等を確⽴するとともに、
卒後研修の中⻑期的な効果検証の実施等の取組について⽀援することを⽬的とする。
※厚⽣労働⾏政推進調査事業費補助⾦「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」(研究代表者︓⼭⽥清⽂(名古屋⼤学医学部附属病院教授))
2 事業の概要・スキーム
(1)卒後研修の施設要件、評価体制の確⽴
令和4年度事業で策定された卒後研修の実施のためのガイドライン(仮)に基づき、卒直後の薬剤師を対象に医療機関を中⼼とした
卒後研修を実施し、共通カリキュラムを⽤いた卒後研修の⼀定の質を担保するため、これまでのモデル事業の実施結果も踏まえ、研修
指導者や実施体制を含めた施設要件案の検討、それを元にした実施施設の相互チェックや第三者評価等の外部評価を通して、施設要件
を確⽴する。また、継続的な施設評価、施設認定等の体制整備についても、検討を⾏う。
更に、希望する研修施設の地域性等の偏りも考慮し、施設ごとの定員の考え⽅、研修者と研修施設とのマッチングを⾏う体制につい
ても整理する。
(2)卒後研修の中⻑期的な効果検証体制の整備
卒後研修の導⼊が、研修修了⽣の臨床能⼒や患者の薬学的管理の質的向上に資するかどうかをはかるため、研修修了⽣のフォロー体
制を整備する。具体的には修了者の活動内容(学会発表、専⾨認定資格の取得、管理者としての任務など)について、中⻑期的に追
跡・集約できる体制とする。
3 実施主体等
実施主体 関係団体(令和4年度は⽇本病院薬剤師会)
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1 事業の⽬的
令和5年度当初予算案(令和4年度当初予算額)︓18百万円(18百万円)
医療現場における薬剤師の業務については、近年のチーム医療の進展や薬物療法の⾼度化・複雑化等に対応するため、臨床での実践的な対応が必
要であることから、薬剤師免許取得後に医療機関等における実地研修(以下「卒後研修」という。)の充実が求められている。(「薬剤師の養成及
び資質向上等に関する検討会 とりまとめ」(令和3年6⽉30⽇))
令和元年度から実施している研究班※による成果も踏まえ、全国的に⽤いられる共通のカリキュラムに関する検討は⾏われてきたが、研修実施施
設の質の確保(研修指導者、実施体制を含む施設要件、評価体制など)や卒後研修の効果検証のための⽅策等については⼗分な検討がなされておら
ず、課題となっている。
このことから、将来的な制度化も⾒据え、卒後研修の実施するに当たって、その質を担保するための施設要件、評価体制等を確⽴するとともに、
卒後研修の中⻑期的な効果検証の実施等の取組について⽀援することを⽬的とする。
※厚⽣労働⾏政推進調査事業費補助⾦「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」(研究代表者︓⼭⽥清⽂(名古屋⼤学医学部附属病院教授))
2 事業の概要・スキーム
(1)卒後研修の施設要件、評価体制の確⽴
令和4年度事業で策定された卒後研修の実施のためのガイドライン(仮)に基づき、卒直後の薬剤師を対象に医療機関を中⼼とした
卒後研修を実施し、共通カリキュラムを⽤いた卒後研修の⼀定の質を担保するため、これまでのモデル事業の実施結果も踏まえ、研修
指導者や実施体制を含めた施設要件案の検討、それを元にした実施施設の相互チェックや第三者評価等の外部評価を通して、施設要件
を確⽴する。また、継続的な施設評価、施設認定等の体制整備についても、検討を⾏う。
更に、希望する研修施設の地域性等の偏りも考慮し、施設ごとの定員の考え⽅、研修者と研修施設とのマッチングを⾏う体制につい
ても整理する。
(2)卒後研修の中⻑期的な効果検証体制の整備
卒後研修の導⼊が、研修修了⽣の臨床能⼒や患者の薬学的管理の質的向上に資するかどうかをはかるため、研修修了⽣のフォロー体
制を整備する。具体的には修了者の活動内容(学会発表、専⾨認定資格の取得、管理者としての任務など)について、中⻑期的に追
跡・集約できる体制とする。
3 実施主体等
実施主体 関係団体(令和4年度は⽇本病院薬剤師会)
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